この場合、気密シートはやり過ぎですか?

「いい家」が欲しい。/談話室



E-Big  2005/09/03(土) 16:30:02
 次世代省エネ4地域で、SC以外の外張り断熱住宅(外部通気層あり、内部通気層なし)を建築中ですが、本掲示板で色々と勉強させて頂き、あまりお金をかけずに良さそうと思われるものは、可能な限り取り入れようと思っております。
 本掲示板で話題になっていた「外断熱が危ない(西片里見著)」を読んだところ、「どんな断熱工法でも重ね代をしっかりとって気密シートを張るのが基本。さらに、構造用合板を壁に張って建物が動かないように固めれば完璧です」と書かれていました。
 また、外張り・防湿シートのイザットハウスも気密劣化がないことを売りにしており、大宮さんは「当社が気密シートを採用しているのは、気密の経年劣化を極力起こさないためであり、外壁ボードをテーピングするだけでも初期の気密性能は十分に出るものです。しかし、シートの劣化は紫外線の直射を受けない限りにおいて、促進試験でも約100年の耐久性があるのに較べて、テープの粘着性は10年程度で劣化すると考えられていますから劣化のスピードに違いがあるのです」と、言われています。
「透湿シートはいらない?(http://ii-ie.com/pastlog/lng0306/03050049.htm)」のトピで、ろくさんが公庫の次世代省エネ仕様を簡単に紹介しており、
「次世代省エネ1・2地域のプラ系断熱材外張り断熱の気密施工は、
イ.断熱材の内側に防湿シートを施工する。
ロ.断熱材の内側に構造用合板などを張る。
ハ.断熱材の外側に透湿防水シートを張る。
のいずれかによる、とのことでした。そして、全部施工すれば無情(無上)の安心…」と言われています。
 そこで、我が家の標準仕様は、
「外壁→防水紙(0.7ミリ)→構造用合板→通気層→発泡ポリスチレン断熱材(一重)→気密ボード(サーモパネル)→柱・配管層→内壁」となっているところに、【気密シート(0.5ミリ)】を追加し、
「外壁→防水紙→構造用合板→通気層→発泡ポリスチレン断熱材(一重)→【気密シート】→気密ボード→柱・配管層→内壁」とする予定です。
 さらに、断熱材および気密ボードの繋ぎ目については、気密テープをきっちりと張ることと、気密テープについてもハウスメーカー標準の気密テープよりも密着性が非常に強い「日東電工マテックスの全天テープ693」に換えてもらいました。
 ハウスメーカーからは、「当社の場合は気密ボードをテープ貼りした上に発砲系断熱材で押さえており、当社の気密ボードは構造用合板に近い耐力を有しており、構造用面材として建築基準法でも認められている。当社の気密ボードは機密性と耐力性の両方を兼ね備えており、構造用合板の上に機密シートを貼るのに比べむしろ進化したものと言える。ボード状なのでシートのように破れたりしないし、構造にしかっかり留めつけている。ものすごく大きな力が加わりよじれるようなことがあれば、シートでは確実に追従など出来ず破けると思わる。また、全天テープ693はメーカーに確認したところ、テストでは30年は性能劣化は無く、50〜60年ぐらいは大丈夫と言われたこともあり、気密シートの追加は推奨できない」と言われています。
 また、上記の「透湿シートはいらない?」のトピでテルさんが、
「外張り断熱工法でしたら、室内壁面、すなわち、合板の内側にはベイパーバリア(気密シート)はいらないと思います。しかし、ポリスチレン断熱材のつなぎ目部分から雨水の浸入とかが考えられますので、この部分に気密テープ(タックテープ)を貼ったり、あるいは、ポリスチレン断熱材を二重に張り込み、その際、つなぎ目をずらす方法で、防湿をはかるのではないでしょうか。すなわち、透湿抵抗の非常に高いポリスチレン断熱材で防水・防湿が行われる状態です。したがいまして、防湿通気シートのようなものを、ポリスチレン断熱材の上から、さらに張り込むことは、まずありえないと思います。また、同様の理由で、合板の上に、防湿通気シートを張って、その上に、ポリスチレン断熱材を張ることもありえないと思います。#張っても無駄になるだけですので・・・。間違っていたらごめんなさい。」
と言われています。
 私としては、【気密シート】の追加は少なくとも、形状が複雑な部分(屋根とか壁の角とか)では効果があると思われるますし、気密の経年劣化にも役立つと思っております。
 そこで教えて頂きたいのは、やり過ぎによる悪影響はあるのでしょうか?
 生兵法は大怪我のもとになるのではと心配もあります。ご教示よろしくお願いします。


サガントス 2005/09/04(日) 08:08:58
佐賀ん鳥栖・男46・サラリーマン・家族5人・木造外断熱二重通気・築5年
ご教示なんてめっそうもありません。
過去ログの当時は、気密をあげるため、気密劣化を防ぐためには気密シートは必要なんだなーと納得しましたが、最近になって公庫の基準は現場から乖離していると思えてきました。
気密測定は、もちろん気密を測る目的で行います。しかし、もっと大切なことは気密欠損の場所を探して(空気の漏れる音で判明)補修を行うことです。板状断熱材を使用することのメリットは、気密層と断熱層が一体化可能なことだと思います。気密測定でみつかった隙間にウレタンスプレーを充填することは、気密の補修と一緒に断熱の補修も行うことになります。
グラスウールなどを使った断熱で問題になったり、施工上難しいのは断熱材の隙間や気密シートとの隙間が生じることです。気流止めやパッキンなど、経験やノウハウの差が生じるところだと思いますし、知らないのか気づいていないのか、はたまた知って知らんふりなのか、逆にこれはクローズド工法と勘違いするほどあたりまえではありません。極端な例で申し訳ありませんが、気密シートなどを使わずに気密層を確保しない場合は、屋根の防水シートがビニールハウス状に結露するし、床下の防湿シートがペットボトル状に結露します。
で、板状断熱材に気密シートを施工して気密測定した場合は、確かに数値結果は良くなるものの、実際は断熱欠損を見過ごすことにならないでしょうか?目視だけでしか断熱材の隙間が確認できないのでは、折角行う気密測定の意味がないというか、データと実際の性能が違ってしまうのではないかと、妄想しました。


デスラー 2005/09/06(火) 18:17:51
こんにちは
> 「外壁→防水紙→構造用合板→通気層→発泡ポリスチレン断熱材(一重)→【気密シート】→気密ボード→柱・配管層→内壁」とする予定・・・
とのことですが、「構造用合板」の役割がよくわかりません。
外壁をモルタル等の塗壁にするための強固な下地構築のためなのでしょうか?
この構成だと気密ボード(サーモパネル)が強度部材となるのかなと。
また気密ボード(サーモパネル)のラインで気密を取るのでしょうから【気密シート】は無くても問題ないレベルと感じます。
> ポリスチレン断熱材のつなぎ目部分から雨水の浸入とかが考えられます・・・
その為に防水紙(0.7ミリ)をはるのではないかと。
この防水紙を突破できないように十分な施工をする方がいいと感じました。


E-Big 2005/09/06(火) 20:05:36
サガントスさん、早速のレスありがとうございます。
御礼が遅くなりましたことを、お詫び申し上げます。
申しわけございませんが、内容について確認させて下さい。
> 気密測定は、もちろん気密を測る目的で行います。しかし、もっと大切なことは気密欠損の場所を探して空気の漏れる音で判明)補修を行うことです。板状断熱材を使用することのメリットは、気密層と断熱層が一体化可能なことだと思います。気密測定でみつかった隙間にウレタンスプレーを充填することは、気密の補修と一緒に断熱の補修も行うことになります。
⇒了解しました。
 但し、「板状断熱材を使用することのメリットは、気密層と断熱層が一体化可能なことだと思います」はSCのことだと思います。我が家はSCと違い断熱材では気密は取れません。気密は、気密ボード(サーモパネル)で取ります。
> グラスウールなどを使った断熱で問題になったり、施工上難しいのは断熱材の隙間や気密シートとの隙間が生じることです。気流止めやパッキンなど、経験やノウハウの差が生じるところだと思いますし、--(略)--
> 極端な例で申し訳ありませんが、気密シートなどを使わずに気密層を確保しない場合は、屋根の防水シートがビニールハウス状に結露するし、床下の防湿シートがペットボトル状に結露します。
⇒これは、内断熱の場合のことですか?
 屋根とか壁の角とかには、気密シートが必要と理解して良いですか?
> で、板状断熱材に気密シートを施工して気密測定した場合は、確かに数値結果は良くなるものの、実際は断熱欠損を見過ごすことにならないでしょうか?目視だけでしか断熱材の隙間が確認できないのでは、折角行う気密測定の意味がないというか、データと実際の性能が違ってしまうのではないかと、妄想しました。
⇒我が家は、断熱(断熱材)と気密(気密ボード)とは別として分かれていますが、気密測定して気密欠損のところにウレタンスプレーを充填することにより、断熱欠損もカバーできるという理解で良いですか?
 それで、どうすれば良いでしょうか?
 「屋根とか壁の角とかには気密シートをやった方が良いが、気密シートを行うと断熱欠損が見過ごされてしまうので壁は不要」という理解で良いでしょうか?
 それとも、断熱欠損の発見に重点を置き、気密シートは行わない方が良いということでしょうか?
 なお、我が家のハウスメーカー殿は、ボード状の断熱材では納まりが厳しい屋根や壁の一部には発泡ウレタンを充填するとのことです。
 (追記)気密欠損の場所を探しですが、知人は線香の煙で気密の漏れをチェックしたとの事です。

デスラーさん、レスありがとうございます。
> 「構造用合板」の役割がよくわかりません。
> 外壁をモルタル等の塗壁にするための強固な下地構築のためなのでしょうか?
⇒その通りです。モルタルの下地です。
> この構成だと気密ボード(サーモパネル)が強度部材となるのかなと。
⇒その通りです。機密と併せて面材で筋交いの役割をしています。

 サガントスさん、デスラーさん、気密劣化についてはどうでしょうか?
 アルデのホームページでは、計画換気にはC値は0.7以下が効果的とのことです。
 よろしくお願いします。


サガントス 2005/09/06(火) 23:20:05
ハウスメーカーは、気密欠損(断熱欠損も)をどのようにして見つけるのでしょうか?友人の方は線香でチェックですか・・・
気密劣化は、最初の施工(気密欠損の補修)に左右される(スタート地点のC値)と思うので、基礎も屋根も壁も外側に板状断熱材使用であれば、気密シート無しでも充分だと思います。


デスラー 2005/09/07(水) 00:45:37
もし私が上記の条件?で外断熱住宅を建てるなら・・・と考えてみました。
1.多分気密ボード(サーモパネル)は使用せずに12.5mm以上の構造用合板を張る。
2.その場合構造用合板とスタッド(柱)を釘やビスだけではなくシーラー(コーキング?)で隙間無く施工。
3.もし気密ボード(サーモパネル)を使用する場合も同様にシールする。
4.気密ボード(サーモパネル)の継目は気密テープを使用する。その外側には透湿防水シートを張る。
5.気密シートは張らない。
6.ここで気密試験を実施。隙間を無くす。
7.その後断熱材を張る。(なるべく厚くする)
8.更に透湿防水シートを張る。
9.通気層を設け外壁は何らかの軽量サイディングを使用する。
こんな感じでしょうか。
経年変化で多少気密劣化してもOKな気密性能までもって行きます。
勝手な妄想ではC値0.3程度。
経年変化で隙間が倍になっても大丈夫です。
大地震等で歪んで隙間が大になったらこれはもう外壁やり直す覚悟です?
でないと再度大地震があったらやばいですので。
でも上記条件が無ければ内装にドライウォール+液状ベーパーバリアを使用し気密を取りますけどね。


E-Big E-Mail: eiichi-big@excite.co.jp
2005/09/08(木) 19:18:05
(回答案)
 気密シートは厚さ0.5ミリと書きましたが、防湿気密ファイル(三菱樹脂インバリアHG)で厚さは0.2ミリでした。
サガントスへ。
> ハウスメーカーは、気密欠損(断熱欠損も)をどのようにして見つけるのでしょうか?
⇒我が家のハウスメーカーの場合、気密テストは次の通りだそうです。必要に応じて、線香の煙でチェックしたいと思います。
 @建物の気密工事『気密面材(サーモパネル)、サッシ等取付』終了後、換気扇等将来的に開口となる部分の目張りする。(気密工事は、換気扇等将来的に開口となるところ以外の余分な隙間を少なくする工事になるとのこと)
 A気密測定器に建物の気積等の情報をインプットする。
 Bサッシの一つに気密測定器(一種の換気扇)をセットし、建物の内部の空気を強制排出する。
 C建物内部の下がった気圧と、外に送り出した空気の量から、建物全体の隙間を気密測定器が自動計算する。
 D建物全体の隙間面積を床面積で割ったのが、隙間相当面積C値となる。
> 基礎も屋根も壁も外側に板状断熱材使用であれば、気密シート無しでも充分だと思います。
⇒外断熱が危ない(西片里見著)で言っている「どんな断熱工法でも重ね代をしっかりとって気密シートを張るのが基本。さらに、構造用合板を壁に張って建物が動かないように固めれば完璧です」は、我が家の場合は関係ないとの理解で良いでしょうか?形状が複雑な部分(屋根と壁の角)も不要ということで良いでしょうか?
 いつも拝読させて頂いているサガントスさんから「気密シート無しでも充分」言われますと、「屋根に気密シートを貼るとものすごく滑って危険(命にかかわる)」という書き込みが他のトピにありましたし、考え直したいと思いますが、ろくさん、その他の方々は如何が思われますか?
デスラーさんへ。
 拙宅案(内から外に書き換えました)は、「柱→気密ボード→防湿気密ファイル→発泡ポリスチレン断熱材→通気層(胴縁)→構造用合板→防水紙→外壁」ですが、デスラーさんの案は「柱→構造用合板(もしくは気密ボード)→透湿防水シート→発泡ポリスチレン断熱材→透湿防水シート→通気層(胴縁)→外壁」ということですね。
 すいませんが教えて下さい。
 @断熱材の前後に「透湿防水シート」は貼るとのことですが、断熱材の上に貼る「透湿防水シート」は外壁(サイディング)の防水のためのものですね。断熱材の下に貼るのは、構造用合板の防水保護のためということですか?
 A気密シートよりも透湿防水シートの方が良いとのことですか?
  (*)ハウスメーカーに気密シートと透湿防水シートの違いについて聞いたところ、「気密シートは、気密(ベーパーバリア:湿気は通さない。)に使われるシートで水や湿気を通さない性質があるのに対し、透湿防水シートは液体の水は通さないが湿気は通す(ベーパーバリアとしては使えない)性質があり、基本的には用途がまったくかぶる商品では無い。気密シートは湿気も通さない性質を生かし、主に建物などの気密化に使用し、透湿防水シートは内断熱構造等では、壁体内の湿気は放出したいが水は壁体内に入れられない状況があり、そんなときに壁体によく使われる」とのことでした。


T2C 2005/09/08(木) 21:20:00

E-Bigさん、こんばんは。
認識違いがあると思うのですが、透湿防水シートというのは、
日本でそう呼ばれているだけで、北米などでは「ハウスラップ」と
呼ばれ、気密確保にも十分に使えます。水蒸気を通しても気密は
確保できるということに注意して下さい。考えてみれば当然ですが、
気密測定というのは、室内に水蒸気を発生させて、それがどれだけ
外部に抜けていくかを測定するものではありません。あくまでも、
圧力(気圧差)を建物にかけた場合に、漏れ出る空気量を測定して
いるに過ぎません。
充填断熱の場合ですが、日本でも「新在来工法」では、「タイベック
気密工法」というのがあり、柱の外側に面材+タイベックだけで、
C値0.4程度を確保している実例があります。


デスラー 2005/09/09(金) 00:47:37
今回は完全外断熱でベーパーバリア不要であるというコンセプトで考えました。
T2Cさんも書かれていますが、透湿防水シートは北米では防水防風シートとして考えられています。このため気密性能向上にも効果はあるでしょう。
でも2重に張った訳はあくまで気密補修工事時に躯体を雨から守るためです。気密ボード(サーモパネル)の上に断熱材を張らない状態で気密補修をやり易くできるのではないかと考えたためです。気密ボード(サーモパネル)が雨に濡れても問題ないのであれば張らなくても良いと思います。
気密想定が1回希望数値をクリアできればよいのですが、達成場合できない場合補修と測定を繰り返すことになります。その間なるべく雨に濡れない方がいいですよね。
線香の煙に関しては内外の圧力差やそれなりの空気の動きが無ければ判別するのは非常に難しいと思います。目標数値を達成するまでは気密測定を行った方がベターと考えます。
それと普通屋根には気密シートは張らないと思います。
構造が複雑な部分にはウレタン充填も行うようですので気密シートは無くてもいいと。もしどうしてもシートを張るのでしたら気密ボードではなく構造用合板の方が値段が安そう・・・でないと気密ボードの意味が・・・
透湿防水シートを選ぶときは階高を一度で張れる幅を持つものが良いでしょう。途中の継目が最小となりますので。


2×6住人 2005/09/10(土) 06:04:57
>透湿防水シートを選ぶときは階高を一度で張れる幅を持つものが良いでしょう。途中の継目が最小となりますので。
自宅施工時に、職人さんと一緒に外壁の透湿防水シートを貼りました。施工を考えると
階高が一度で貼れるような幅のものは、現実には施工が難しいと思います。
窓部分の切り抜きや、足場と外壁との仮固定部分を一旦はずしては、また付けるなどが
あり、施工がたいへんだと思います。
理論的には、階高が一度で貼れれば良いとは思いますが。
タイベックを使ったのですが、重ねしろは、はからなくても、すぐにわかるように点線が
入っていて間違えがおきづらいようになっていました。貼る方向(横貼り)と順序
(土台側から)、窓の部分での先貼りタイベックや防水テープとの納まりさえ
気をつければ、幅は一般に使われているもので大丈夫だと思いますし、
施工も楽だと思います。
一般的には、タイベックに重ねしろを持たせても、テーピングはしませんので、
C値1とか0.5を追っている現状では、気密には殆ど効果はないと思います。
気密を外壁側でとる場合、タイベックからみて下地となる板状断熱材や構造用合板等
の隙間をテーピングしたりして、確保しているのではないでしょうか。
私が見たことのある、ボード気密工法の現場はそうしていました。


T2C 2005/09/10(土) 23:20:33
2×6住人さん、こんばんは。
> 一般的には、タイベックに重ねしろを持たせても、テーピングはしませんので、
> C値1とか0.5を追っている現状では、気密には殆ど効果はないと思います。
> 気密を外壁側でとる場合、タイベックからみて下地となる板状断熱材や構造用合板等
> の隙間をテーピングしたりして、確保しているのではないでしょうか。
> 私が見たことのある、ボード気密工法の現場はそうしていました。
ボード気密はおっしゃるように、柱の外側の面材にパッキン+テー
ピングで気密を出しますが、その手間が多少なりとも面倒なので、
面材側には特に手を加えることなく、3m幅のタイベックを横張り
して、「テーピングする」ことで気密を出す方法が、「タイベック
気密」と呼ばれています。新しい工法ですので、経年変化という意味
では、まだ未知ですが、新住協の会報などでは紹介されているらしい
です。先に書いた通り、「ハウスラップ」には、少なくとも、9.8Pa
程度の圧力差のもとでは完全に気密保持力があったと思いますので、
日本でC値と呼ばれる基準では、そういう性能がでても不思議はあり
ません。(タイベックの通気係数は失念しましたが、軟質繊維ボード
などの面材よりも遥かに通気しなかったと思います)さすがに、75Pa
くらいかけると、やや通気するようですが、実際の使用環境を考えた
場合には、事実上問題ないということです。北米風の表現を取るならば、
いわゆる「エアバリア」としての機能を有するということになります。



E-Big 2005/09/14(水) 12:31:26
 サガントスさん、デスラーさん、T2Cさん、2×6住人さん、ありがとうございました。
 皆様のご教示、及びハウスメーカーからも「気密シート追加はお奨めできない」と言わていることもあり、機密シートの追加は取り止めることにしました。
 解決とさせて頂きます。


2×6住人 2005/09/14(水) 21:57:31
T2Cさん、こんばんは。
>手間が多少なりとも面倒なので、
>面材側には特に手を加えることなく、3m幅のタイベックを横張り
>して、「テーピングする」ことで気密を出す方法が、「タイベック
>気密」と呼ばれています。新しい工法ですので、
新しい工法でしたか、知りませんでした。
どうも、既存の方式が頭にあり、タイベックで気密がとれると言っても
テーピングせず、重ねしろとって胴縁による固定だけでは、気密は出ない
でしょうと単純に考えてました。テーピングして気密をとるのですね。
タイベックをテーピングしてもその上を胴縁で押さえる必要があると
思うのですが、横貼りゆえに重ね部分のテーピングは横方向になるので、
その部分は、横胴縁をグルッと回すのでしょうか。
一度、現場を見てみたいです。いろいろと納まりに工夫がされているんじゃ
ないかと思います。土台は想像つくけど、桁のところは一工夫しないと
大変じゃないかなと思います。



T2C 2005/09/15(木) 10:01:00
2×6住人さん、こんにちは。
あれこれ探してみたら、北海道新聞に出ていました。
http://www.iesu.co.jp/shinbun/17-7-25.htm
私は新住協会員の工務店さんから聞いていたのですが、
もちろん、現物は見たこともありませんので、あくま
でも伝聞情報でした。
これを読むと、やはりラッピング部分については、
あれこれ工夫しているようです。
新住協は、オープンな工法ですから、ある会員が
施工上で工夫したことなども、早晩、公開されて、
その技術を共有できると思います。
いずれにせよ、私が言いたかったのは、タイベック
のようなものは、日本では「透湿」という特徴が
前面に押し出されていますけれど、北米では気密性が
謳われているということで、物性から見ても、それは
間違いではないと思います。「ハウスラップ」とは
うまいネーミングだなと思っています。

 

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