屋根散水による冷房節約効果はどれくらい?

「いい家」が欲しい。/談話室



雷雲 2004/07/14(水) 02:29:16
雷雲です。 落雷対策の時はお世話になりました。
今回のトピは、屋根散水(システム)による省エネ効果(冷房節約)は
どれくらいあるのかなと興味がありまして投稿しました。
この2、3年、夏の最高気温の更新や熱帯夜が続いたり、
7月上旬から35度を超える猛暑が始まったりと一段と温暖化
傾向が顕著になってきているのかなと思うのですが(去年は冷夏でしたが..)、
さすがに35度を超えるような猛暑ではSCのお家もダンパーを閉めて
エヤコンに頼らなければならないのかなと思います。
高断熱で遮熱設計を十分にしていれば冷房効率も良いので、
屋根散水なんかしなくても省エネ効果は十分なのかもしれませんが、
さらに上の省エネ効果のために屋根散水は面白いと思ったのですが、
実際のところ設備投資をするだけの効果はあるのか皆さんのご意見、
知っていることを教えて頂けないでしょうか? 実践している方など
いませんか?
屋根散水を利用する住宅と住まい手の想定として、
W地域、両側が家、南向き道路、総2階建て、建坪35坪、高気密、
高断熱、遮熱設計あり、昼間にお家で生活している。暑がりな住人。 
屋根散水(システム)は、雨水利用循環型
(最新研究では屋根を光触媒コーティングで散水量を効率化?)
でどうでしょうか?



バク 2004/07/14(水) 10:49:19
雷雲さん こんにちわ
屋根の散水とは違いますが、似た様な例があります。
私には長野県南部で農家をしている親戚がいまして、そこにある小屋(納屋兼休憩所)の暑さ対策を
したことがあります。
軽トラックが余裕で3台程入る程のスペースでプレハブ小屋なので夏は猛烈に暑いとのこと。
そこで従兄弟と協力し、陸屋根に物置用のベランダのような鉄柵があり階段も付いていたので屋根
に芝を張ることしました。
駄目モトで、そのあたりにあるプラスチック?製の網、ムシロと園芸店で芝用の目土、高麗芝を買い
4層にしたら見事な屋上ができました。
根付くまでは適度に水をやっていたそうですが、今は何もしていないそうです。
効果は絶大で木陰のようになり、昼食はそこでとるようになったそうです。
まさに遮熱と蒸散による冷却効果と思います。
ちなみに昨年(2年目)行ったら、屋上で山羊がメンテナンスをしていました。
屋根の散水は、ちょっと疑問です。水ですから、どうしてもムラができてしまうと思います。霧状にすると風の影響を受ける。それと長時間流していると藻が生えてくるでしょう。
勿論、水の確保や流した水の処理。雨水利用循環型 だとお湯になると思いますので実行するなら、
冬の日本海側の融雪システムのような地下水利用と思います。


tonko1st 2004/07/15(木) 17:28:54
雷雲さん
バクさん
コンニチワ
自然系屋根断暑は ドイツが有名です。
バクさんが書いておられるように
屋根に土をおいて ぺんぺん草を生育させる手法が
主流のようです。
以前 建築士の西方氏を批判して彼のオフィスの屋根の
上にあるペンペン草を貧相だと批判された人がおられました。
ドッコイ彼は最先端断暑法を数年前から実行していたことになります。
日本は 瓦の下に土を盛って断熱していました。
あまりに重過ぎて地震のおり家屋が傷む弊害ありと
いうことで少し 疑問の目でみられています。
地震多発地域ではその量さえ 控えめにすることで
被害を免れると思います。
アメリカはこれまた ユニークな家(と呼べるかどうか)
傾斜地に穴を開けて その中で生活している人もいます。
勿論部屋の最上部には小さな煙突を立てて換気装置に
しております。
横穴式住居といったほうが早いです。窓はありません。
日本では山形県で コケを屋根に栽培したら?
という実験が行われております。
沖縄博では 大林組の館でその実験が公開されていました。
かような取組みを含めて 壁の受ける熱もなんとか
したいものです。いつまでも ツタに頼っていては
情けないと思います。
本日の大阪の拙宅は 北摂にあるとはいうものの
さすがに暑いです。
クーラーは勿体無いので 扇風機を家内が回してくれています。
朝夜は 冷たい風が吹きますが日中は 暑い湿気るの
二重苦です。
雷雲さんが提起されたアイデアは 屋根材がよほど
頑強でないと 耐久性に悪影響があります。
物質を劣化させる最大原因は 高温 紫外線 水です。
カラーベストなど 色あせあるいは 強度劣化が
促進されると想像されます。
本式の日本瓦であれば 全く心配ないと思います。
バクさんが懸念されている 水コケはむしろ期待したいくらいです。
長野県では 置屋根といって2層式の屋根が 民家や農家では
多かったのですが ここ30年ー40年台風が襲うようになって
置屋根は廃れてしまいました。
殆ど 金属屋根に代わっています。
僅かに 蔵に残っています。
屋根 壁に埋め込む太陽発電機が そのうち
安く入手できるのを じっと待つしかないようです。


空間堂 2004/07/16(金) 08:25:59
もう40年も昔のことですが‥。
祖父はいろいろな工夫をすることが好きな人でした。
当時、トタン屋根で暑かった家を涼しくしようと思ったのでしょう、屋根の棟の両側に小さい穴をあけた水道パイプを敷設して、水を流したことを覚えています。
水を流した時には家の中がとても涼しくなったものですが、なにしろ屋根の上に敷設した塩ビパイプでしたから数年でダメになってしまったような気が致します。
今なら、屋根通気を取ってあげれば同じような効果があると思うのですが、子供心にすげーおじいさんだなと思ったものです。
私の友人が屋根通気を取った上に、屋根材をガルバリウム鋼板の素板にしてスペースシャトルに使用された「反射断熱塗料」を塗った家を施工したことがあります。
塗装やさんの話では、炎天下にさらされた金属の屋根が冷たく感じたという優れものだそうです。
私も機会があれば施工しようと思っておりますが、予算がそこまで回らないというのが現状です。
http://www.interline.or.jp/user/hasegawa/


バク 2004/07/16(金) 12:57:15
トピ主さんから反応無いのでちょっと空しかったのですが、
tonko1stさんや空間堂さんのコメントがあってホッとしています。
>長野県では 置屋根といって2層式の屋根が 民家や農家では
>多かったのですが 
 改造した納屋は以前は置屋根でした。三角屋根が地面まで続いていました。
 冬はそこに雪が積もって、簡易ジャンプ台がありました。


雷雲 2004/07/17(土) 01:56:44
雷雲です。 
バクさん、tonko1stさん、空間堂レスありがとうございます。
バクさん
屋根に植物(芝)植えるのも面白いアイデアですね。そういえば通勤途中
の車窓から屋根全面が草で覆われた住宅か事務所を見たことがあります。住宅街に
草が伸び放題の屋根で少し浮いていたのでおぼえています。tonko1stさんのコメント
にもあったのですが、屋根が重くなるし、白い虫を誘引しそうでちょっと心配です。
ムラですが、確かに水は表面張力でちょちょろと流しても全体に水が行き渡らないし、
噴霧は風で安定しないですよね。そこで、超親水性の光触媒コーティングで屋根の
汚れを落しつつ(屋根はステンレスやスチールなど)少しの水で行き渡らせる研究や
実験をやっているそうなんですが、既に実用レベルなのかなと思った次第です。
雨水利用で循環させると確かにお湯になってしまって効果がなくなりますねw
この場合は捨てた方がよさそうですね。
tonko1stさん
>屋根 壁に埋め込む太陽発電機が そのうち
>安く入手できるのを じっと待つしかないようです。
そうなんですよ、屋根や壁からなんらかの方法で熱を奪えば良いのですよね。
太陽光発電パネルでも太陽光(エネルギー)を交換するので屋根は涼しくなるはず
なのでその案もありますよね。 のOMソーラーは空気に熱エネルギーを移して
廃熱するのでこの手もあるかなと思っています。
空間道さん
>私の友人が屋根通気を取った上に、屋根材をガルバリウム鋼板の素板にして
>スペースシャトルに使用された「反射断熱塗料」を塗った家を施工したことが
>あります。 塗装やさんの話では、炎天下にさらされた金属の屋根が冷たく
>感じたという優れものだそうです。
おお、それはすごいですね。面白い商品の紹介ありがとうございます。
スペースシャトルの外装用ですかそれは暑くなっては大変ですね。
超遮熱屋根ということですかね。
屋根断熱を十分行った場合は、それほど2階や小屋裏は暑くならない
ので問題にならないものなのでしょうか?



情報を! 2004/07/20(火) 10:24:22
屋根への散水による冷却効果は、かなり期待できるものと思い、
以前に検討したことがあります。
私が住む地方は、10年位の間隔でかなりの大雪に見舞われ、
屋根雪の除雪が必要なこともあり、消雪装置として屋根への
散水パイプ敷設を考えました。
これは、夏季に屋根散水をして冷却効果が得られると思い、
自我自賛の一石二鳥のプラントと思っていました。
結果は、工務店から大反対で、即却下されました。
理由は、屋根(家自体も)の最大弱点は、雨対策であり、
工務店が最も腐心するのが雨仕舞いであり、ましてや
冬も夏も屋根の上から水を撒くことは、長い目で見れば
家の寿命を縮める元凶と言われました。
確かに屋根消雪装置の初期のものは、井戸水をパイプで撒く
ものが主流でしたが、これは完全に姿を消し、現在では瓦の
下に熱線を敷いたり、瓦の上に温水パイプを並べて雪を溶か
す装置が主流になっています。
この談話室の過去ログには、特別な塗装により屋根の熱を反射
させるのが効果的というのが、最もポピュラーであったと記憶
しています。


みなみ 2004/07/20(火) 13:47:26
東大教授で建築家の藤森照信さんの国分寺にあるお宅は、外観は弥生時代
の掘っ建て小屋風で(と言っても二階建てです。)、屋根には草が植えて
います(タンポポハウスというらしい)。赤瀬川源平さんか南伸坊さんが
その家について書いていらしたので、知る人ぞ知るユニークな家というこ
とらしい。
私が自転車で通りかかり最初にその家を見たときには、ビックリしてつく
づく見とれてしまいました。
家の中は、結構普通らしい。藤森さんの娘さんと私の娘は同級生だったの
で。


kei2@北関東 2004/07/23(金) 08:10:52
屋根に断熱材がある場合、6面体の1面(屋根)だけを対策しても、
冷暖房費節約にはあまり効果はないように思います。
立方体で考えた場合、屋根に無限大の断熱材を載せたとしても、
(1/6)の節約にしかならないでしょう。
断熱材のない屋根(わたしの実家のバラックなど)の場合は、
別の話になります。
↓植物関連の話をご紹介します。
http://allabout.co.jp/house/kankyosumai/closeup/CU20040716A/?NLV=CN000021-170


雷雲 2004/08/05(木) 00:40:51
雷雲です。
情報を!さん、みなみさん、kei2@北関東さん
レスありがとうございました。
トピを立上げてそのままにしてました。すみません。
屋根散水の効果について最近の住宅への実践例はないかなとトピを
立上げたのですがこの辺で解決とさせて頂きます。
まとめ
 ・屋根散水は木造住宅にとってあまりよくない。
 ・私がある設計士(パッシブ系の研究をされていた方)さんに伺ったところ
  ・散水効果はある。
  ・水は表面張力があるので散水効率を上げるのに工夫が必要(親水性塗料など)
 ・屋根散水以外に屋根遮熱などもある

 

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