高気密高断熱工法 気密試験C値

「いい家」が欲しい。/談話室



焼きプリン 2004/07/09(金) 12:01:08
高気密高断熱住宅の気密試験について、次の2点を教えてください。
(1) 気密試験の実施時期
施工のいつ頃、何回、気密試験を行うものなのですか。
例えば木工事が終了した時と引渡し時とかですか?
本当の住宅性能を測るのであれば、完成時に測定するのが適当かと考えてます。木工事終了時であれば、それ以降にまだ電話線の引き込み工事等で壁に穴をあける可能性もありますよね?
(2) 検査結果の定量的【良】判定値(妥当値)
地域TU区分で2.0以下、V以上の地域で5.0以下と定められているかと思います。
0.9以下を基準値としている場合、本当に適切な数値ですか?高性能住宅の場合はどのくらいの数値なのでしょうか?
よろしくお願いします。


情報を! 2004/07/09(金) 16:45:45
最初の気密試験を行うタイミングは、外張・充填を問わず
家全体の断熱工事を完了し、一応気密状態を保持(この時点
では、例えば換気のための給気穴などは開いてません)した
時点だと思います。
仮に完成時に最初の気密試験を実施した結果、気密に抜けの欠陥
があった場合、その個所も判らず、かつ、補修もできないことに
なると思います。
従って、気密試験は、気密を保持した工事中間点で実施し、欠陥が
あれば、綿密な調査で個所を発見し、補修しながら一定のC値に達
するまで、これを繰り返すのが普通だと思っています。
二度目の気密試験は、完成時になりますが、これは工務店により
「対応がばらばら」だと思っています。
また、高気密住宅の場合、十分に実績を積んだ工務店では、電気、
CATV配線、電話線などは、すべて地下埋設から取り出し、
不用意な壁工事は決してしないのが一般的と思っています。
望ましいC値は、どれ位か?
これは難しいと思います。
一つの値として、次世代省エネ基準に定めるC値があります。
しかしこれは、高・高を手がけたことのない工務店にとっては
とてつもなく高いハードルになりますが、高・高専門の工務店
にとっては、赤子の手をひねるほど簡単な工事になります。
計画換気から求められる気密も参考なると思います。第三種
の計画換気では少なくともコンマ3は必要と言われていますが、
第一種では1でもOKというのが、ここの談話室で多く語られ
ています。
FPの家では、先端的な工務店ではすでに0.0以下のC値を
たたき出すところもあると聞いています。C値は、工法も深く
かかわってきますし、工務店の実績も、実に大きな要因になる
と思います。
まとめですが、仮にC値はコンマ3が望ましいと思っても、
依頼する工務店がこの技術水準に達しているか、それとも
発展途上か、これが問題だと思います。


ザ・シングルスマン 2004/07/10(土) 00:08:48
>施工のいつ頃、何回、気密試験を行うものなのですか。
■情報を!さんがおっしゃっている通り気密層を確保して断熱材を
施工してからだと思います。
その場合,外周部の内壁は貼らずにおくのがセオリーです。
(内壁を貼ってからだと気密補修はできませんから。)
サイディングを留めるビスは,柱及び間柱にとめるのですが,
よっぽど職人さんが注意しない限りは,必ずビスは柱及び間柱を
外してしまいます。
それも数箇所という単位ではありません。数十箇所という単位で。
入隅があれば,必ずといっていいほど,外します。
ビスを留める柱がないからです。
それらの外したビスは,気密にも影響するし,何よりも冬の
ヒートブリッジに大変影響します。
そのビスを通して,壁の中が冷たくなるのです。
すごく寒い地域だと,そのビスが壁内で結露…ということも考えられます。
外したビスは,現場監督が発砲ウレタン吹くのですが,
ほとんどの現場監督はそんなことはしません。
大工さんが内壁を貼ったら,家を壊すまで施主の目にふれないからです。
したがって,気密試験では内壁を貼らずに施主が立ち会う必要があります。

>例えば木工事が終了した時と引渡し時とかですか?
■業者によってバラバラですが,普通は引き渡し時に行う気密試験は
あまり意味がないと思います。
完成時はビニルクロスが貼られた後なので,当然C値はよくなります。
しかし,それでよくなったとしても,実際は気密がとれていない
可能性だってあるということもありうるので,漏気が心配です。
ちなみに我宅は,サイディングが来週貼られた後で,気密試験を
やります。0.09狙ってます!
そして,完成見学会を開催する代わりにその時点でもう一回
気密試験をやることを業者にお願いしています。
それで,どれくらいC値が上がるのが,見ものですが…。
>木工事終了時であれば、それ以降にまだ電話線の引き込み工事等で
>壁に穴をあける可能性もありますよね?
気密試験の前に全ての配線等にスリーブを設けてもらって下さい。
外部照明・外部コンセント・エアコンダクト・電話・テレビ・電気等…
また,予備スリーブも忘れないで下さい。
将来の光ファイバー用として。
そして,そのスリーブをノバスティックテープで気密をとります。
スリーブと配線の気密は,シールでとります。
(ブチルテープはだめです。いずれめくれます。)
我宅は,スリーブの中に大量の発砲ウレタンを入れました。
これで,ヒートブリッジがなくなるでしょう。
>地域TU区分で2.0以下、V以上の地域で5.0以下と
>定められているかと思います。
>0.9以下を基準値としている場合、本当に適切な数値ですか?
>高性能住宅の場合はどのくらいの数値なのでしょうか?
第3種計画換気をするのであれば,2.0とか5.0では
ぜんぜん話にならない数字です。
0.9でもだめです。
せめて,私は0.6をきる数字でないと意味がないと思います。
第1種換気であれば,そんなにC値にこだわる必要はないと思いますが。
ダクトを通しての吸気がどうしても好きになれません。
1年2年はいいんですが,例えば10年後のダクトの中を想像して下さい。
その空気を寝ている間中吸っているということを。
また,ブチルテープを使った気密確保は,必ず気密劣化が生じてしまいます。
結局はのりですので…。
気密をとるのであれば,気密シートを使って下さい。
0.2ミリ厚のものを。いくらひっぱっても破れませんよ。
焼きプリンさん,結局は丁寧な施工をしてもらって下さい。
おのずとC値が良くなりますよ。


焼きプリン 2004/07/10(土) 23:23:33
情報を!さん、ザ・シングルスマンさん、ご教授ありがとうございます。
>サイディングを留めるビスは,柱及び間柱にとめるのですが,
>よっぽど職人さんが注意しない限りは,必ずビスは柱及び間柱を
>外してしまいます。
>それも数箇所という単位ではありません。数十箇所という単位で。
んんん・・・怖いです。
小生の家は12mmのサイディングをビス打ちで留めます。
引っ掛けるタイプで相談したのですが、
予算の関係と設計士の「安心です」の言葉でOKしました・・・
>ちなみに我宅は,サイディングが来週貼られた後で,気密試験を
>やります。0.09狙ってます!
すごい数値ですネ。



2×6に入居しました 2004/07/11(日) 08:42:15
>サイディングを留めるビスは,柱及び間柱にとめるのですが,
>よっぽど職人さんが注意しない限りは,必ずビスは柱及び間柱を
>外してしまいます。
>それも数箇所という単位ではありません。数十箇所という単位で。
まだ、数十箇所もはずしている現場をみたことがありません。やり直しレベルだと思いますけど。
こんな状況だと、縦胴縁自体の留めつけも心配です。
>入隅があれば,必ずといっていいほど,外します。
>ビスを留める柱がないからです。
在来の場合、柱に沿わせて添え木と捨て入隅を入れて、ちゃんと留めつけると思いますが。
ツーバイの場合は、かい木が入るので、それで受けたりしますけど。
しない施工というのがあるのでしょうか。



2×6に入居しました 2004/07/11(日) 08:51:00
>サイディングを留めるビスは,柱及び間柱にとめるのですが,
>よっぽど職人さんが注意しない限りは,必ずビスは柱及び間柱を
>外してしまいます。
>それも数箇所という単位ではありません。数十箇所という単位で。
まだ、数十箇所もはずしている現場をみたことがありません。やり直しレベルだと思いますけど。
こんな状況だと、縦胴縁自体の留めつけも心配です。
>入隅があれば,必ずといっていいほど,外します。
>ビスを留める柱がないからです。
在来の場合、柱に沿わせて添え木と捨て入隅を入れて、ちゃんと留めつけると思いますが。
ツーバイの場合は、かい木が入るので、それで受けたりしますけど。
しない施工というのがあるのでしょうか。



ザ・シングルスマン 2004/07/11(日) 10:30:17
>まだ、数十箇所もはずしている現場をみたことがありません。
私は見た事があります。
当然,墨出しをやってビスを打たなければいけないのですが,
あまり墨出しをきちんとやっている職人さんは見た事がありません。
したがって,外から中の柱がある位置にあてずっぽで打っているのです。
ひどい時は,一列全てビスが出てたときもありました。
一列なので,その部分だけで10本近くビスを外したことになります。
わざと現場監督さんに「そのビスはどう処理するんですか?」
と尋ねたところ,明日にでも発砲ウレタンを吹きますといっていました。
しかし,当日は内部工事で石膏ボードを貼っていたので,
その部分は何も処理してないんだなーと思ってしまいました。

>やり直しレベルだと思いますけど。
一度打ったビスはやり直しがききません。
打ったビスを外してしまうと,雨漏りの原因になるからです。

>在来の場合、柱に沿わせて添え木と捨て入隅を入れて、
>ちゃんと留めつけると思いますが。
>ツーバイの場合は、かい木が入るので、それで受けたりしますけど。
>しない施工というのがあるのでしょうか。
我宅の場合はありませんでしたし,他の現場もなかったですけど…。
私も設計の打ち合わせ時にそのようなことを知っていれば,
設計者に指摘するのですが…。
ちょっと後悔しています。


けぷと 2004/07/11(日) 20:27:16
現在、SC、FP、セルコ(^_^;の3社で検討中です。
担当の工務店は、C値はそれぞれ、SC0.3、FP0.4、セルコ1を切る程度の実績でした。SC、FPは標準で気密2回測定&0.5を切るまでやり直し、セルコは標準ではC値は測定しませんが2回測定して1以下までやり直す約束までしました。
http://www.iesu.co.jp/shinbun/2003_10_25/031025HP-02.htm
http://www.biwa.ne.jp/~fujito/kanki.htm
上記をみると現状では第3種換気が無難で、換気が有効に行われるためにはC値が小さいほどよく最低でも1を切る必要があると思います。
http://sotodan.jp/chapter04/cha03000.htm
C値の経年劣化に関してはイザットが詳しいですが、気密シート工法できちんと施行されたものが一番劣化が少ないようです。
http://www.fp-group.gr.jp/%E4%BC%9A%E5%93%A1%EF%BD%88%EF%BD%90/kadonome/page_model/model.htm
http://www.marutoya.co.jp/kimituhenka.html
FPでの経年劣化は、近くの工務店は5年後の測定でC値が変わらなかったそうですし、上記をみるとC値が0.5を切るような家は劣化が少ないようです。
以上、C値は小さいほど経年劣化が少ないほどよいのは間違いありませんが、個人的にはC値だけにこだわりすぎるのもどうかと思います。
第3種換気への影響の点でも、C値が大きいと換気口以外の隙間から吸気される割合が増え換気不足になる部分が増えるだけで、昔の家と同じで酸欠になるわけでもないですし健康に悪影響もしないでしょう。
http://www.netlaputa.ne.jp/~z-kouhou/newindex/kiso/gw/gwtop.html
また、C値5でも隙間率0.05%ですから中断熱だからすきま風が吹いて寒いということもありませんし、FPのような板状断熱材を使っていれば隙間で結露したとしても問題はないと思います。(グラスウールの場合は、結露したら怖いですが。)


わしゃ、生まれは大阪、育ちは千葉だす。 2004/07/11(日) 21:21:58
ザ・シングルスマン 様、失礼ながら、○ザットでのお住まいでらっしゃいますか?
実は、ダイライト、ネオマ、セパレータ、下地サイディングのビス施工をまじかに見ながら、ビスがきちんと、下地(柱)にうちこまれているのだろうか?と考えておりました。


焼きプリン 2004/07/11(日) 22:10:21
今日、断熱気密施工後の気密試験を行いました(SC住宅です)。
5回データを取りその平均値は0.415でした。
工事課長がお見えでしたので、気密試験は今回で終了ですか?と聞きましたら、
完成引渡し前にも気密試験を実施しています。との回答で安心しました。
また、サイディングのビス止めに関する質問に対しても
ビス打ちを外した施工をしないとの確約を頂きました。
やはり、同様の不安を指摘(質問)する施主はいますとのことです。


2×6に入居しました 2004/07/11(日) 22:34:25
>>やり直しレベルだと思いますけど。
>一度打ったビスはやり直しがききません。
>打ったビスを外してしまうと,雨漏りの原因になるからです。
当然、サイディングの脳天打ちであれば、サイディングも交換します。
1列ずらっとはずした場合は、隣に打ち直ししても綺麗に仕上がらないし、材質によっては釘が近すぎて割れが出てしまいます。
1枚につき、1,2箇所だったら、交換せず打ち増しで対処しますけど。


わしゃ、生まれは大阪、祖たちは千葉だす。 2004/07/13(火) 21:25:16
昨日、ザ・シングルスマン様のおっしゃることが行われているのか、施主よりも入り浸ってるのではないかと大工に冷やかされる○ザットの現場に確認しました。
下地サイディングを打ち込むビスが柱にストライクせずに、わずかにそれてしまいダイライトを打ち抜いた箇所は、確かに存在します。一列丸ごとではありません。一列のうち、3本くらいです。まだ、下地材施工は終わってませんが、失敗の確率は、いまのところ、1%くらいでしょうか。
下地サイディングをビス止めする前、ネオマの上から、樹脂セパレータを固定しますが、このセパレータの上から、サイディングをビス留めします。ですから、このセパレータの施工いかんで、変わってくるのでしょうね。
ちなみに、セパレータまでは、イザットお抱えの外壁中心に施工を担当する大工、下地サイディングは、雇ったサイディング屋の仕事になっております。
また、サイディングビス打ち直しなのですが、ダイライトを打ち抜くには至らないものの、柱に当たらなかったのか、一度打ったビスを抜いて、やり直したところも、確率でいうと、2%くらいありました。この場合、気密シートに穴が開いてしまっているということなのでしょうね。


ザ・シングルスマン 2004/07/16(金) 11:34:44
わしゃ、生まれは大阪、祖たちは千葉だす。さん,こんにちは。
>また、サイディングビス打ち直しなのですが、ダイライトを打ち抜くには
>至らないものの、柱に当たらなかったのか、一度打ったビスを抜いて、
>やり直したところも、確率でいうと、2%くらいありました。
>この場合、気密シートに穴が開いてしまっているということなのでしょうね。
イザットの場合は,
@ダイライトを留める釘
A断熱材を留めるビス
B樹脂セパレーターを留めるビス
Cサイディングを留めるビス
の合計4工程に分かれます。
気密シートは,@とAの間にあります。
ダイライトの釘は,気密にまったく影響ありません。
といっても,釘を外すと,家の中まで釘が飛んできます。
中で施工監理している場合は,命がけです。
我宅では,ABCのビス外しだけで,約100箇所ありました。
述べ床50坪弱の家でです。
それも,きちんと柱の位置に墨を打たせてあったにも
かかわらずです。
やはり,45ミリ厚の間柱にビスを命中させることは,
むずかしいと痛感しました。
ビスも100ミリあるので,ななめってインパクトすると,
たいがいビスの先端が出ていました。
100のビス外しヶ所は,自主施工で補修しました。
発砲ウレタンでシューっと。
また,AorBのビスが抜かれていて,穴が開いていたので,
外からは,発砲ウレタン
中からは,シール→ノバスティックテープ→タッカーで補修しました。
そのおかげで,相当隙間面積C値は,0.03出ました。
(子供がドア開けられるのかが心配です。)
全く補修しなかったら,そんな数字は出なかったと思います。
ビスをそのままにしておくと,冬季のヒートブッジにおける結露までとは
いかないまでも壁の中が冷たくなるのが,どうも許せませんでした。
これで,快適な温熱環境ができました。
ちなみに我宅の断熱材の仕様は,
屋根→発砲ポリスチレン第3種55ミリ厚がダブルで110ミリ厚
壁→ネオマフォーム35ミリ厚
基礎→土間も含めて,発砲ポリスチレン第3種55ミリ厚の内断熱で床下部も全面
ほぼ,次世代省エネ基準をクリアーしています。

 

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