ホワイトウッドで土台は有り?
「いい家」が欲しい。/談話室
しんすけ
2004/06/05(土) 21:47:38
最近、新築工事中のお宅を拝見すると、土台=スプールスが多いので気になってます。
今日、覗いた2×のお宅の土台もスプールスです。某ク○バリーホームもそうだし、ひやかしに行ったセキ○イハウスでは、昨日の設計会議で、品薄のため、従来の米ヒバからホワイトウッド=スプールスに変更dすることに決めたそうです。
強度・硬さはJAS表示でOKとしても、材料の耐久性を考慮すると、あっという間に腐りそうなスプールスって大丈夫?と不安になります。
情報を!
2004/06/07(月) 09:43:28
トピが無いようで一言。
最近は、北欧産のスプールスが家づくりを圧倒するようになりました。
スプールスは、もともと弦楽器などの材で、超軽いのが特徴ですが、
極めてねじれなどに弱く、このまま構造材で使用するには問題以前の
問題だと思います。
スプールスは、集成材として加工され、これを構造材でで使用する例は
多いと思います。また、和室などの障子枠・桟として使用(集成材では
ない)されていますが、いまいち造作材として品格がありません。
ハウスメーカーでスプールスを土台で使用する場合は、スプールスの
集成材だと思います。集成材だと一定の強度が出ていますから、これ
はこれで問題なしと考えるならば、そのハウスメーカーの家づくりに
関する資質を表していると思います。ハウスメーカーの家は、概して
家の高さが低く、屋根も軽量の材料を使用する例が圧倒的だと思います。
屋根が軽いということは、柱などの構造材も細く、土台も基礎も軽くて
すみます。
家づくりの基本、抑えるポイントの個所に、「コストを抑える」を最優
先することが見えてかないません。
スプールスを基礎に使用することは、正にそのハウスメーカーの家づく
りに対する姿勢(程度とか尺度と言い換えてもよい)で、完成後の邸宅
は「ただそこまでの水準」の家だと思います。
粉次郎
2004/06/07(月) 10:30:10
どんな木でも湿気った状態に長時間おかれれば腐りますし、シロアリにやられない木は一部を除いてありません。
雨漏りがあれば、水はたいてい土台にまで流れます。檜やヒバを使っても、そんな状態であればいずれ腐ります。スプルース土台であれば、より早く腐ります。
しかし、雨漏りや壁内結露が無い状態であれば、スプルースも檜も変わりません。
雨漏りをチェック出来るような床下があれば、土台の耐久性は昔程神経質にならなくても良いでしょう。
土台には家の荷重がかかりますので、屋根材に瓦等を使う場合には、対めりこみ性?のある材がよろしいです。杉は軟らかいため、3.5寸材で土台に用いるのは心配ですが、スプルースは杉よりも強度があるため、この寸法でも多くの場合問題無しです。もちろん、檜やヒバなら強度的に何の問題もありません。
ところで、スプルースは腐りやすいと皆さんおっしゃいますが、実際に実験した事はありますか?私はパイン、ホワイトウッド(≒スプルース)、檜、ヒバ、ヘムACQ、ウリンの土中耐久性試験をして2年経ちますが、皆さんが思っているより、スプルースは強いですよ。このままだと、土中で3年位は持ちそうです。ですので、これよりずっと条件の良い家の土台に使っても問題無いと思いますけど。もちろん好きな木を構造材に使いたいという意見は大いに尊重されるべきと思いますが。
ハリー
2004/06/07(月) 11:22:22
粉次郎さん、非常に参考になるご意見をありがとうございます。
こちらの実験は非常に興味があります。もし差し支えなければ、樹種ごとの耐久性の結果を教えていただけないでしょうか?
粉次郎
2004/06/07(月) 13:27:10
ハリーさん。実験結果です。
もともと、ウッドデッキを作る材料を決めるために行った実験なので、参考にならないかもしれません。
経過年数 2年
半分を土に埋めた状態でテスト。雨ざらし、直射日光
樹種_状態_ウッドデッキとしての実用寿命予測の順で報告します
この予測寿命はあくまでも美観を主眼として勝手に決めたので、構造として考えれば、もっと長くなるでしょう。
○SPF KD 無処理
表面灰色だが中は問題無し 多少銀白化 ひび割れ多数。そり大。腐食部位は表面から0.5mm程度
4年
○SPF KD アルキッド塗装
細かいヒビ割れ多数。再度塗装をすると復活しそう
10年(毎年メンテすれば)
○ホワイトウッド
表面と、特に節の周りが黒く変色。内部は問題無し カンナかけても節周りは黒い状態。表面から1mm程度は灰色のシミが内部に向かって成長している。ヒビ割れ多数。
4年
○ホワイトウッド アルキッド塗装
細かいヒビ割れ多数。SPF塗装品と差無し
10年(毎年メンテすれば)
○WRC
銀白化は進むも、大きな変化なし。ヒビも少ない。
15年
○檜
銀白化 カンナをかけるとまだまだ綺麗になる 深いひび割れあり
8年
○ヒバ
上記と同じ※米ヒバなので、正確にはヒバではない。檜とよく似た状態
8年
○杉
割れ、反りがとても大きい。このため、深い亀裂がある。ささくれもある。
4年
○焼き杉
意外にも素の杉の方が耐久性がありそう。表皮が爪でボロボロはがれる
3年
○HEMACQ
表面が黒ずんでくる。内部は綺麗 表面に多数のヒビ。見た目は悪いがしっかりしている
6年
○ウリン
多少銀白化するも殆ど変化無し
20年
○セランガンバツー
多少銀白化するも殆ど変化無し。ただし手でなでると棘がささる様になった
15年
○ケンパス
ヒビだらけ。一部は完全に割れる。腐りは見られないが、木が堅いままバラバラになってしまいそう。
4年
住宅に使われている材は条件が悪くても意外と腐りません。これは意外でした。雨漏りもしていない家では、どんな木を使っても100年位は平気なんじゃないの・・・と思わせる程です。
ハリー
2004/06/08(火) 10:34:22
粉次郎さん、非常におもしろい実験結果を教えていただきありがとうございました。
それにしてもすごい樹種ですね、ケンバス、セランガンバツーなんて名前、今回はじめて聞きました。(・・)
>住宅に使われている材は条件が悪くても意外と腐りません。これは意外でした。雨>漏りもしていない家では、どんな木を使っても100年位は平気なんじゃない
>の・・・と思わせる程です。
まったく、、、 ほんとわわれれが家を建てるときは作るときは、やれ土台の樹種だ、外壁のメンテだ、と大騒ぎしますが、実際に家が築20年とかで壊されるときには
”心理的寿命が尽きた”というのが最大の原因あるとか。
考えさせられる事実ですねー。
Buckeye
2004/06/08(火) 11:23:51
粉次郎さん、
ほんとに面白い実験結果、ありがとうございます。m(_ _)m
話しをする業者さん、土台もSPFってとこが結構多いんで気になってるとこです。いい材を使うことに越したことはないんでしょうけど、、、。御自分で実験して確かめるなんて本当にすごいですね。う〜〜ん、どこで踏ん切りをつけたらいいんだろう。保険を選ぶようなもんですね(笑)、不安を煽って商売する方も(笑)。
ウッドデッキにケンパスを勧める業者さんもありました。堅いからと言って。花壇の周りや玄関回りに試しに使ってるとこもありましたけど、やっぱりひびがすごかったです。
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