排気型と熱交換型換気の違いについて(2)

「いい家」が欲しい。/談話室



管理者 2004/04/29(木) 22:19:52
排気型と熱交換型換気の違いについて(1)続いています。



質問 2004/04/29(木) 22:19:53
臭いの分子は、水蒸気より大きいとおもうのですが、なぜ全熱交換だと臭いが問題となると言って、トイレや浴室は別に排気をして熱交換しないのですか?
 
説明だと、空気汚染物質が問題にならない程度しかリターンしないのですから、臭いが問題になるとは思えないのですが。


ANN 2004/04/29(木) 22:53:32
>トイレや浴室は別に排気をして熱交換しないのですか?

 
トイレは瞬間的に大量の臭い成分が発生しますので、多孔性の全熱交換膜から漏れた成分で臭気を感じることがあります。浴室も大量の水蒸気が長時間に亘って発生しますので、排気経路での結露の心配があります。
 
他の部位からの臭気や水蒸気の発生は極めて僅かの量が定常的に発生します。換気によって除外されますが、少しのリターンは問題になりません。正確には排気から給気側への漏気量によって若干の換気量の増加は必要となりましょうが。


小禿げ 2004/05/01(土) 19:56:08
ANNさん
>潜熱交換と空気汚染物質のリターン率は同じと仮定しても顕熱交換分は差が出てきます
 
何を言いたいのか分かりません。
私の耄碌しかけた頭では、「顕熱交換分だけ省エネになるのだから、空気汚染物質が多少リターンしてきても我慢しなさい」と書いてあるようにしか読めないのですが、
まさか、そんな筈はないし・・・?
 
>水蒸気のリターん率が空気汚染物質より大きい分潜熱交換率は大きい。従って空気汚染物質のリターン率が熱交換率と同じで有り得ない。必ず熱交換率が大きい。<
 
これは、国交省の
「全熱交換型は『給気の湿度調整効果があり、熱回収効果も顕熱型よりやや高いのですが、環気(排気)の一部が給気に混入するというデメリットもあります。(以下略)」との見解を無視して良い、ということでしょうか。
 
水蒸気のリターン率に比べて”ホルムアルデヒドのリターン率が無視できるほど小さい”わけがないから、国交省がわざわざ問題にしていると思うのですが。
 
上の「」内は、北海道住宅新聞の記事を引用したものです。関連部分の大要を下記に示しました。引用個所は「・・・」のところにあります。
 
http://www.iesu.co.jp/shinbun/2003_10_25/031025HP-02.htm
 
< 一方、全熱タイプは水蒸気なども受け渡すことができる紙状の熱交換素子を使っているため、水蒸気と同じかそれより小さい化学物質などは、水蒸気とともに紙の熱交換素子を通って新鮮空気に入り込んでしまう。そしてその混入率は熱交換率とほぼ同じと言われている。つまり汚染空気の五割程度が新鮮空気に混入してしまうのだ(四面の表参照)。
 
 この問題は以前から非公式には指摘されていたが、公的にも明らかになったのは今回のシックハウス新法の具体的な基準制定の過程だといわれている。
 
 熱交換換気を積極的に推奨すべきだとする意見と、推奨すべきではないとする意見に大きく分かれるなか、ホルムアルデヒドなどのVOC濃度がどれくらい低くなるかを測定。その結果があまりにも悪かったため原因調査を開始し、給気と排気の混入が主な原因とわかったという。
 
この結果を踏まえ国土交通省は全熱交換器内部での汚染空気の混入について、同省などが編集した『木造住宅のシックハウス対策マニュアル』の中で問題点を指摘している。・・・ずいぶんわかりにくい表現となっているが、早い話、全熱型の熱交換換気は汚染空気が新鮮空気に混入するので、その分、換気を増やしなさいと言っているわけだ。>
 
>ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどは簡単に3量体になる
ホルムアルデヒド単体の大きさが約0.0002ミクロン、3量体の大きさが約0.0005ミクロンということでしょう(上記新聞の四面の表参照)。
 
一方、水蒸気分子は、単体の大きさが約0.0003ミクロン、分子群の大きさが最大0.04ミクロンであり、2桁違っています。水蒸気がいかに群れやすいか、よく分かります。
 
>室温で相対湿度が50%程度では単分子サイズではないでしょうか。たとえクラスター状のものが有ってもその比率は小さいので水蒸気の平均透過速度には関係ないでは無いでしょうか。<
 
なぜ、ことさら「50%程度」に限定するのですか。
また、「相対湿度が50%程度では・・・クラスター状のものが有ってもその比率は小さい」というのは、実験根拠がありますか? ただの推測ですか?
 
>寧ろ実際の室内の空気汚染物質濃度は極めて小さいのでその濃度が20%増加しても分析精度の誤差範囲である場合が多く、問題とならないケースが多い。<
 
貴重な情報です。御社の実験結果でしょうか。
差し障りのない範囲で、「どんな実験を何回反復した結果、そのような結論を得られたのか」お示し頂くと、皆さんの参考になると思われるのですが。
 
全容を開示するのはノウハウに関わるのでできないというのであれば、せめて「実験時ホルムアルデヒド濃度の平均値と標準偏差;温度及び湿度」だけでも教えて頂けないでしょうか。そういう具体的なデータがあれば、ANNさんの発言にぐっと説得力が増します。

 
逆に、実験データをいつまでも示さないままでいると、机上の空論と取られる恐れが否定できません。
国交省などが編集した『木造住宅のシックハウス対策マニュアル』の中で指摘された「環気(排気)の一部が給気に混入するというデメリット」の存在に、敢然と異を唱えるのですから、必ずや実験的な裏付けがあるものと考えます。情報の開示を期待します。


ANN 2004/05/02(日) 06:35:17
小禿さん

 
1.テーマは「全熱交換率と空気汚染物質のリターン率は同じか」です。もう一度  良く読んで下さい。
 
2.全熱交換機はJISでは排気の給気への漏れ(リターン)は15%以下です。
  市販の全熱交換機の全熱交換率は60%以上あります。 即ち全熱交換率はリ  ターン率の4倍以上あります。
 
3.「全熱交換率とリターン率が同じ」と言うその著者にその理由をよく聞いてく   ださい。
  


小禿げ 2004/05/02(日) 12:18:12
ANNさん
>テーマは「全熱交換率と空気汚染物質のリターン率は同じか」です。もう一度良く読んで下さい。
 
「全熱交換率」はエネルギー交換率です。
「空気汚染物質のリターン率」は物質の交換率です。
エネルギー交換率と物質交換率を比べるのは、
住宅になぞらえれば
気積の大小と床面積の大小を比べるようなものではないでしょうか。
 
話を分かりやすくするために、
水蒸気とホルムアルデヒドという物質同士の交換率に絞って質問したつもりですが、
文章が下手で、質問の意図が十分に伝わらなかったようです。
 
改めてお訊きします。
 
1.同じ量の換気を全熱型と顕熱型で行った場合、
ホルムアルデヒド濃度の低下速度は、
イ)顕熱型が大きい
ロ)全熱型が大きい
ハ)どちらでも大差ない
のどれですか。まず、事実が知りたいので。
 
2.「全熱交換において、水蒸気という物質の交換率は、
ホルムアルデヒドという物質の交換率(リターン率)よりも
どれくらい大きいのですか」。
 
上記二つの質問のお答えについて、
データの出典(JISであればその番号)も教えて下さい。
 
言うまでもないかと思いますが、
空気汚染物質一般ではなく、ホルムアルデヒドに限定してお尋ねしています。
なお、2004/04/29(木) 21:54:57のレスに
「空気中のホルマリンなどの濃度上昇」という表現がありましたが
このホルマリンはホルムアルデヒドの誤記ですよね?
念のための確認でした。


悩んでいる人 2004/05/02(日) 23:52:31
「熱交換換気のダクト汚れの清掃」について皆さんにお尋ねしたいのですが、
 
排気はダクトが汚れても問題ないとします。
問題は給気側のダクトなのですが、
 
(1)現在給気ダクトを清掃する物理的方法はない。
(2)給気のダクトは清掃が出来ないとあとあと問題となる。
メーカーの間ではそのうち問題になるはずと言っています。
(3)スウェーデンでは建築基準法で給気ダクトを清掃できるように一定間隔でダクトを開けて、2年に一度はダクト清掃ができる様に施工しなければならないとのお話でした。
しかし日本には24時間換気の歴史が浅いためまだそのような規制がない。
 
以上3点の情報を某機械換気のメーカー営業マンから聞かされ、第1種の排気だけ機械で行い、給気は自然の方が良いと強く勧められました。
 
しかし
高気密高断熱の住宅で自然給気では本末転倒の話になってしまうようで仕方ありません。
 
難しい事がチンプンカンプンの私にはどう選択すればよいか分かりません。
 
どなたか教えていただけませんでしょうか。


ANN 2004/05/03(月) 05:12:53
悩んでいる人さん
 
私も同じ悩みを持つ者でした。その悩みを解決したい結果の換気システムが第3種で全熱交換の「デライト換気システム」の開発となったのです。


悩んでいる人 2004/05/03(月) 13:23:49
ANNさん ありがとうございます。早々調べて見ますたが、
 
SRC基礎では使用不可能のようですが、どうなのでしょうか?
またフィルター式なのですが、実際に汚れの方は安心と言える根拠がホームページを見たのですが良く分からなかったです。
その当たりの事を詳しく教えて頂ける方がいらっしゃいましたら、宜しくお願いします。


ANN 2004/05/06(木) 21:04:44
悩んでいる人さん
 
>SRC基礎では使用不可能のようですが、
デライトはSRC基礎工法への適用は不可です。
各工法にはそれぞれ長所と短所とがあります。完全なものがあればその工法が業界を席捲するでしょう。私はどの工法でも施工上のミスは必ず起こることを前提で採用するべきだと考えます。極めて可能性は少ないのですが、床下のコンクリートはヒビ割れがするし、給排水管も漏水する。これによる予期しないトラブルは発生するでしょう。従って床下は点検可能なものが良いと考えます。SRC基礎は如何ですか。
 
>フィルター式なのですが、実際に汚れの方は安心と言える根拠
デライトのフィルターは通常の第3種のフィルターで住い全体に使用される合計面積の120倍以上の大きな面積です。フィルターの維持管理は必要ですが、その頻度が従来品に比べて少ないことです。維持管理に不得手の日本人向きではないでしょうか。


小禿げさんへの回答は? 2004/05/06(木) 21:34:41
小禿げさんの質問への回答はどうなのでしょうか?
よく読むと、小禿げさんの質問はもっともな内容だと思います。


新ちゃん 2004/05/10(月) 11:25:44
デライトでアルミダクトを使用しますと浴室の換気もデライトで可能でしょうか。


ずーっとめるく 2004/05/12(水) 08:01:01
マーベックスのカタログの最後のページにデライト1.3吸気ファン
というのが載っています。
デライトというのは第3種換気システムだと思っていたのですが
実は第1種換気システムだったりするのですか?


ANN 2004/05/18(火) 20:36:33
新ちゃんさん
 
>デライトでの浴室の換気
 
浴室からアルミダクトを使用すると浴室排気も可能ですが、浴室からは瞬間的に大容量の水蒸気発生があります。ダクト配設(長さや曲がり)によってはダクト内での結露の可能性もゼロではないので採用しておりません。断熱ダクトの採用やダクト配設方法の限定付での採用も検討中し、安全が確認できれば採用の予定です。

 

ずーとめるくさん
 
>デライトは1.3吸気ファン付き?
 
デライトは第3種換気ですので、C値が1以上の気密の良い住いでの採用をお勧めしています。ところがC値が1以上でもデライトを採用したいとの強い希望があります。この場合は床下の給気口に小さい給気(吸気)ファンを設けることによって床下を給気経路としての利用が可能となります。床下での地熱利用や床下が熱交換の場としての利用が可能となります。これも冷暖房の必要な季節のみ給気ファンを稼動させるだけで良いので、従来の1年中給気ファンが稼動する第1種換気と差別化する意味で第13種と呼称しています。勿論C値が小さい場合には給気ファンの設置は行いません。


ずーっとめるく 2004/05/18(火) 23:00:44
ということは排気の強弱のスイッチの他に吸気のオンオフのスイッチが
あり給排気のコントロールできるということですね.


ANN 2004/05/20(木) 20:30:55
ずーっとめるくさん
吸気ファンはオプションです。吸気ファンは通常の装置とはで別系統でです。既存デライト換気システムを設置後に家のC値が悪いので後日、吸気ファンを設ける場合もあります。結果的には給排気のコントロールをすることになります。

 

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