地に根を張ったような住宅の進化って?
「いい家」が欲しい。/談話室
でよでよ
2004/05/14(金) 10:37:50
新幹線で長い距離を乗っていると、住宅の形がだんだん変化していく様子がわかり、結構おもしろいものです。
これは長い時間を掛けてその土地風土にあった住宅が群集している為ではないかと思います。
そこには職人達の工夫と、特許などとは別次元のオープンなものを感じます。
確かにSCなども工業化技術の産物として優れたものなのかもしれません。営利企業が費用を掛けて研究、実験を重ねた結果生まれたものなのかもしれません。
そこでは特許などで独占的にその費用を回収する権利が必要なのかもしれません。
でも、かの車窓で流れていく家並みを見ていると釈然としないものも感じます。
住宅などというものは、実生活に根付いたフィードバックによってもっと地に根を張ったような進化発展をしていくべきではないかとも思うのです。
特許などを全く否定するつもりはありませんが、指定部材だ、モドキだ、もぐりだ・・・という考えはあるいはこうした地に根を張った住宅の進化発展という観点から見て、逆行要素に成りはしないかと危惧を感じるのです。
また、特許などで独自の技術を守っていかないと企業が技術を開発できない、というような論調も、昔からの職人達の工夫が否定されてしまったかのようで何か残念なような気もします。資本をもった大企業でないと住宅の技術開発は無理なのでしょうか、と。
まとまりのない散文でもうしわけありません。レスはあまり期待していません。
グロスタ嫌い
2004/05/14(金) 23:24:13
特許というのは、所詮欧米文化の産物です。最近はグロスタなどと偽証して、特定地域の文化や規範を世界じゅうに押しつけしようとしていますが、
特許も、そのひとつと考えて間違いないでしょう。特許を逃れるために費やされる英知の無駄遣いは、真似とその発展が自由なら、もっと有益なことに使える訳です。
スタンダードと言いながら、スタンダードに準拠すれば特許料を支払わなければならないのが今の世界です。非常に矛盾を感じます。特許侵害は犯罪などと、彼らの価値観を骨の髄まで刷り込まれる前に、立ち止まって考えるべきだと思います。
それが、本当に人類の幸福に必要なのでしょうか。
自由と民主主義の押し売りで、戦争を仕掛けて平気なのがグロスタです。
グローバルスタンダードではなく、最近はグロテスクストラティジーではないかと思っています。私はテロは嫌いです。ご心配なく。
ハリー
2004/05/14(金) 23:41:35
でよでよさん、日本の家作りに対してわたしが漠然と感じていたことを文章化していただきありがとうございます。
ある画期的と証する工法がほんの数年前までは標準として建てられていた家作りを
完全に否定する。ふーむ、なんか不自然です。
住宅のような耐久材に関しては、あんまり新技術とか工法がでないほうが住んでいる人はかえってハッピーである気がしますねー。
noah
2004/05/15(土) 13:20:41
車と家は日本においては同じようなものではないですか。日本に来て驚くことは新車に準じるような綺麗な車が多いというとです。毎年のようにモデルチェンジと改良と工夫がしつらえてあって、買い替えしたくなるように宣伝に踊らされて楽しんでいます。
先日は友人のセルシオの高級車(700万円そこそこしたそうです。)に試乗させてもらったらこれはすごいと思いました。キーレスの本人確認、自動開錠、乗りればシートにバイブレーター、車と一体となったすばらしい乗り心地、静かな加速感もたまらない。行き先を入力したらどう車を運転していったらいいかすべて次の信号のまえで教えてくれました。ストレスのない実に楽ちんちんの運転ができました。しかし、そんな車の新技術もそう5年もしたら標準になって飽きてしまうのかもしれません。
車は走って停まりたいときに停まればいい。基本的なことは20年も前から同じです。エンジンの性能はそんなに変わるものではない。整備さえすればあと10年は乗れる車が5万でうっていたりするのも面白い。別にGPS装置などなくても地図があったら大体間違いのないように目的地にいける。。地方登録のディーゼルですと燃費も気にならないし、ホントは100万キロは乗れるのです。わたしなら、10年もののただの車でがまんして、あまった700万で世界旅行に20回位いってくるつもりですが、貧乏人のひがみですね。
家もそうですよ。築80年ので家で十分。ただ日本の古い家は剛性にちょっと欠ける。天井も低いし、間取りも狭いのが難点だ。しかし、壁を取っ払えば結構まだまだ現役で使えます。高気密にして断熱材入れて窓もドアも替えて新築するより安く済んだ2000万円で残りの人生のうち年に1ヶ月くらいは世界の高級リゾートホテルでゆっくりくつろぐほうがいい。ローン貧乏になりたくないですよね。家を200年くらい使いこなす知恵があればね。やはり何世代も超えていく家でないと。生活の基本が豊かにならない。本とはどんなぼろやでも直して使えばあと100年は使えます。
それにしても私はやっぱり、改築する金もないアイデアだけの人ですね。
日本人は新しい物好きでお金もあるからいろいろ工法があるんだと思います。それに乗る顧客もごまんと居るのでしょう。流行に乗せられる余裕もあるということで無駄使いも住宅メーカーを潤すためにはよろしいようで。
サガントス
2004/05/15(土) 14:32:42
佐賀ん鳥栖・男45・サラリーマン・家族6人・木造外断熱二重通気・築3.5年
新幹線から見る民家で、山口あたりの家の屋根の瓦が同じ茶色なので、製造販売元があるのかな?と考えたことがありました。また、雪国では桁上断熱が標準と聞いてびっくりしたり、棟は南北に限るとか、九州人にはトリビアの世界もあります。過去には、PCBやアスベストは夢の素材でした。まだまだ知らないことは多くて、常に技術や情報は新しくなっていってます。
経営に関する名著「エクセレントリーダー」だったかな?プロローグで、なじみの宿泊客から「ここはいつも変わらないね」と評判の良いホテルの経営者が「常に新しくしているから、いつも変わらないのであって、何もしなければ、ただ古くなって行くだけということに気づいてくれるお客は少ない」(うろ覚え)と語っていたのが、頭にこびりついています。高校や大学の同窓会で「(頭が真っ白になった以外は)変わらないね」と言われることは進歩がないことかとがっかりしたこともありますが、コーチというより子供達と一緒サッカーやって体型を維持したり、ボケ防止や手当て欲しさにではあるけれど資格をコンスタントに取ったり、カラオケで同じ歌を歌わないようにCD借りて覚えたり、一銭にもならない自治会立ち上げの世話役をしたり、好きで深夜のお笑い番組を見たりしているという(空しいかもしれない)努力を続けていることを「変わらないねといってるの」とかつての女子高生から別の機会に言われて、調子に乗って酔っ払ったこともありました。
指定部材だ、モグリだ、特許だというのは、家作りのほんの一部であってそれが全てではありません。だからといって、どうでも良いことではなくて日々革新の一つには間違いないので、その時点で良いものは淡々と取り入れていけばいいだけです。職人さんの工夫は、昔と変わらずに現場にそのまま生きています。現場を見れば、どうかはわかります。嘘偽りは許されませんが・・・
UNOさんのコラムにもありましたが、コストもライフサイクルで考えればたいした差はないと思います。
見栄っ張り住宅だけは、地に足が着いていないという個人的意見です。
自称武道家
2004/05/15(土) 23:09:51
こんばんは。中部地方在住の自称武道家と申します。私は昨年の3月に自宅(SC)が完成し、現在2年目に突入している所です。
私もたまに出張等で新幹線に乗った際に、皆さんと同様の思いを抱く事があります。確かに、家というものはその土地の風土に合わせて、地元の職人によって工夫を重ねられてきたものだと思います。ただ、SC技術の開発は、従来の職人技では実現が困難であったものあり、やはり家造り技術も進化しているんだなぁと感じる次第です。あと、特許については一般的にパテント料を回収するイメージが強いのは確かです。しかし、もともと各企業や個人が優れた技術を隠し持っていたものを、特許として公表する事により、広く世間にその技術が紹介され、更にその情報を元にその技術が改良を重ねられ、発展をしてきたのも事実だと思っています。
新技術や新工法の開発は確かに大きな費用が必要であるので、企業でないと厳しい部分があるとは思います。しかし、その開発技術を実際の家に仕立てるのは、やはり職人の腕にあるのだと思います。SCという基本技術を使用した家であっても、それを実際に建築する職人により、細かい部分に独自の工夫が凝らされているのではないかなと感じる次第です。
色んな考え方があって面白いですね。
GuangChuan
2004/05/16(日) 00:10:09
皆さん家に関してすごい感性をお持ちですね。
(家に関してと限定するなって?)
私はどの町並みを見ても土地風土にあった住宅か
なんて考えてもみませんでした。
逆に、あの家は○○ハウスで建てたのかな?って考える位です。
>ローン貧乏になりたくないですよね。
>家を200年くらい使いこなす知恵があればね。
>やはり何世代も超えていく家でないと。生活の基本が豊かにならない。
>本とはどんなぼろやでも直して使えばあと100年は使えます。
noahさんのこの言葉、今日の私の心に響きます
今日30年先までのローン試算して来ました、安月給は辛い。
さてと、私はどういう家を建てたら良いものか・・・ローン終わる頃
子供に「この家建てかえようよ、○○工法で」なんて言われないだろうか。
未来少年
2004/05/16(日) 11:39:48
>さてと、私はどういう家を建てたら良いものか・・・ローン終わる頃
>子供に「この家建てかえようよ、○○工法で」なんて言われないだろうか。
将来、どこかの工務店主が他の工法をそれまでの工法(外断熱かも)をこき下ろす本を出して
そのセンセーショナルな内容でベストセラーなんかになったら
その工法が最高!てなことで・・あり得る話だと思いますよ。
黒猫
2004/05/17(月) 11:01:05
>新技術や新工法の開発は確かに大きな費用が必要であるので、企業でないと厳しい部分があるとは思います。
それもそうですが、
ある工法が優れていて、しかもオープンなものであったなら一企業だけでなく、多くの企業、大学などの研究機関も参入していずれ技術は熟成していく、
そういう方向性もありだと思います。
○○中のはる
2004/05/18(火) 10:03:39
>日本に来て驚くことは新車に準じるような綺麗な車が多いというとです。
>毎年のようにモデルチェンジと改良と工夫がしつらえてあって、
>買い替えしたくなるように宣伝に踊らされて楽しんでいます。
これはどうでしょうね。
日本自動車工業会のHPのトピックスより抜粋。
アメリカは2000年、日本は2001年の実績ですが、そう大きくは変わっていないかと思われるので。
「第1は、乗用車の平均使用年数(人間の平均寿命に相当)がついに10年を突破したことである。過去最高である。小型乗用車が10.61年となり、大型トラックが12.26年になった。アメリカは2000年時点で、乗用車が8.3年、商用車は6.9年である。アメリカより車が古くなっている。」
まぁ↑は「だから買い替え需要が期待できる」ということなんですけど(自爆)。
URLは↓。
http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200201/06.html
キレイな車が多いのは、洗車大好き、小キズでも修理する等の日本的車文化?
モデルチェンジサイクルはもちろん弊害もありますが、欧州車はフルチェンジのサイクルこそ長いけどイヤーモデルって形で小変更かけてますし、かつての米国ビッグ3の生産システム(今は知りません)では日本メーカーのような短期間での開発ができなかったという側面もあります。
トピズレすいません。何事もなかったかのように以下どうぞ。
Buckeye
2004/05/18(火) 10:30:16
引き続きトピずれすみません。(^^)
> (日本は)小型乗用車が10.61年となり、大型トラックが12.26年になった。アメリカは2000年時点で、乗用車が8.3年、商用車は6.9年である。アメリカより車が古くなっている。
日本の不景気の影響も大きいでしょうね。でも、たぶんこの数字は新車時のみの比較じゃないかなと思います。日本では中古車市場で2ndオーナー、3rdオーナーのものなんて珍しいと思いますが、アメリカでは1000ドル以下の古い車がごろごろ売られてますから。買うのはもっぱらお金のない大学生だと思いますけど(笑)。日本では1600ccクラスだと、5年落ちの下取りなんてオマケぐらいでしょうか?
> キレイな車が多いのは、洗車大好き、小キズでも修理する等の日本的車文化?
ですね(笑)。
一方、アメリカでは多くの人がでっかいガレージ持って、オートバックスよりでかい自動車部品屋さんがたくさんあって、エンジンやらミッションまで売ってて、メンテ/修理マニュアルもおどろくほど充実してると思います。最近の電子部品だらけの車になってからはちょっと無理があるかな。アメリカ人、洗車はしないけど、車の修理は自分でやってる人は多いかも。
住宅産業との類似点もあるみたいですね。(^^)
トピズレすいません。何事もなかったかのように以下どうぞ。(はるさん、お借りしましたm(_ _)m)
Buckeye
2004/05/18(火) 14:10:41
すみません、読みが甘かったようです。m(_ _)m
> 乗用車の平均使用年数(人間の平均寿命に相当)
と言ったら、廃車になるまでの年数でしょうか。ちょっとどういう数字か??
お邪魔しました。m(_ _)m
※
このホームページに記載された記事は、いかなるものであっても許可なく転載したり、利用することを堅くお断りします。特に談話室の記事を無許可で営業に利用することを禁じます。
新換気 SA−SHEの家| 外断熱 省エネ住宅|「いい家」をつくる会
COPYRIGHT (C)
「いい家」が欲しい。
ALL RIGHTS RESERVED.