「GEOパワーシステム」について教えて下さい

「いい家」が欲しい。/談話室



小禿げ E-Mail: mailto:hryk5625@ybb.ne.jp
2003/08/05(火) 19:22:57
 地下5m程度の深さの「地熱利用」については、これまで玉川建設しか知りませんでした。ところが最近「GEOパワーシステム」というのを見付けました。HPで見る限りではけっこう良さそうなのですが、実際にご利用なさった経験者はいらっしゃいませんか。

 価格、使い心地、耐久性がありそうかどうかなど、何でも良いですから情報を教えて下さい。
 使った訳ではないが、HPの内容から見て、○○の点が良さそうだとか、××の点が気になるとかの感想でもけっこうです。御意見をお聞かせ下さい。

 なお、小生は次世代省エネ基準の第1地域に勤務していますが、来年から第4地域に移るはずなのでそこで家を建てたいと計画しています(あくまで予定です)。


きりこ 2003/08/07(木) 11:08:19
HPをちょっと覗いてみました。いろいろあるもんだなと思いました。
理屈としては解りますが、工事的にも費用的にも運転的にもずいぶん大掛かりだろうなと想像しました。
そこまで大掛かりにするなら、外断熱材の室内側に付加断熱して、ベリー高断熱化を図っては如何でしょうか。冬にしても、求める室温設定を想定した場合、むしろマイナスではないでしょうか?それよりベースを断熱したほうが良いのではないでしょうか?
以上、私の個人的な感想です。


冷静 2003/08/07(木) 12:01:37
住宅業界では、効果がほとんど無いか、むしろ弊害のあるアクセサリーを付けてユーザーの歓心を買う例が多いが、これもその一つと考えるのが妥当。
地熱利用にはほど遠くコストがかかる割に投資の回収もできない。
ヨーロッパでも地熱利用はあるが本格的に地熱を利用する場合は、熱伝導が低い土を受放熱体にするのであるからそれ相当な接地表面積が必要で、ヒートポンプで冷媒パイプを利用する場合でも、垂直方向なら100mから200m、水平方向施設になら住宅の床面積に等しい受放熱のための面積が必要とされるのが常識。
GEOシステムを通販などで売っている冷風扇代わりに考える程度なら有効、しかし、そのために数百万円の費用を払うかは個人の宗教観(信仰するかどうか)の問題。
玉川建設の家などは地熱利用と言えるようなものではなく、単に基礎断熱の床下中央部が空いていてそこから受放熱しているだけ。
これらの装置や工法は熱量的に見るとほとんど勘違いと気のせいの領域。だから熱量(温度ではなくて冷暖房費全体に対する寄与率)データが出てこない。
SCのインナーサーキットなども、本来の性能差は外断熱化によって得られていて、単に数パーセントの効果に対する過大な気のせいに過ぎない点においては、GEOと同じ。だから、いつもファジーでデータなんか出てこないでしょ。気のせいにデータは無いですよね。
まあ、冷風扇にどの程度の費用を掛けるかの問題ではないでしょうか。HPの絵やプロパガンダなどからは効果がありそうに見えるところがミソですよね。


ひるごはん 2003/08/07(木) 12:26:53
確かカネカのHPにデータ載ってたはずですが。無くなっちゃったんでしょうか?
それともあの程度のデータでは許してもらえないのか・・・


はなこ 2003/08/09(土) 09:26:31
直径30cm、長さ5mのパイプ、5本を地中に埋めたとしても、その合計表面積はベタ基礎コンクリート表面(7m×9mのサイズとして)の約1/3、ベタ基礎の立ち上がり部を含めると約1/4です。日射遮蔽された床下のベタ基礎は地中温度との差が小さいので、5mパイプによる地熱回収よりもベタ基礎表面からの地熱回収の方が効果が大きいと考えます。
地中にパイプを埋めて地下への空気流による熱量取得は空気の比熱、熱伝導度及び空気流量を考えると殆ど期待できなのではないでしょうか。GEOの場合は床下いっぱいに栗石を詰めております。従って地熱効果があるとすれば、この床下に栗石を詰めることによる床下の地熱を利用する効果の方が大きいのではないかと推定します。
 熊谷市の資料(2001年)ですが、ベタ基礎コンクリートからの室内給気(150立方メートル/時間)で、給気温度は真夏で25℃、真冬で15℃でほぼ一定です。特別なパイプを地中に埋めなくとも、簡単に地下熱の有効利用ができます。


小禿げ 2003/08/10(日) 20:07:10
皆さん、いろいろな書き込みありがとうございます。

きりこさん、冷静さん
>工事的にも費用的にも運転的にもずいぶん大掛かりだろうな
>コストがかかる割に投資の回収もできない
たしかに、コスト/効果費が問題ですね。ただし、費用がいくらかは問い合わせてみていないので、実際に高いか安いのかは分かりません。

はなこさん
>地中にパイプを埋めて地下への空気流による熱量取得は空気の比熱、熱伝導度及び空気流量を考えると殆ど期待できなのではないでしょうか
これは鋭いご指摘だとおもいます。おっしゃるとおり、空気の密度を考えれば熱容量は問題にならないでしょうね。非常に説得力のあるご意見を聞くことができて、何かもやもやしていた疑問が吹っ切れました。

 私としては、これをもって解決といたします。ありがとうございました。

 

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