Q値C値の素朴な疑問
「いい家」が欲しい。/談話室
QちゃんCちゃん
2003/08/04(月) 16:34:07
初めまして。我輩も新築予定者で最近このホームページを見させてもらっています。その中にQ値C値とありますが、次世代省エネではQ値2.7以下C値5以下になっていますが、皆さんのご意見はそれを遥かに凌ぐ数値が紹介されています。次世代省エネ基準であれば高気密高断熱の家というのではないのでしょうか?それとも国家基準があまりにも甘い?のでしょうか?確か松井さんのコメントにQ値は2.5あればおおむね良いとしてあったと思う(C値は覚えてません)のですが、好ましいQ値やC値はあるのでしょうか?ちなみに我輩の検討中のものは内断熱でQ値1.95C値3.5のようですが少々不安で書き込みしました。皆さんこれってどうなんでしょう?
psc
2003/08/04(月) 20:48:34
理想水準
居住快適温度18℃前後 居室上下温度差1℃前後 起床時寝室温度差18℃前後
気密性能C値 C=1.0Cm2/m2を大幅に下まわる水準 熱損失係数Q値Q=1.5Kcal/m2h℃以下
暮らし方の概況
暖房時のほてりや冷房時の冷えの無い、暖かいというよりは寒くない涼しいというより暑くない、
春の様な快適住生活の温度環境が実現できる。
結露やカビの発生もなく、全室冷暖房で部屋ごとの温度差はほとんど無い、ヒートショックも無い高齢者にもやさしい健康住宅である。
上下の温度差もほとんどないので吹き抜けなどの間取りも自由にとることが可能。
省エネ・冷暖房
システムエアコン等で全室全日冷暖房。ランニングコストは低い。
奨励水準
居住快適温度 20℃前後 居室上下温度差 2〜3℃ 起床時寝室温度差 15℃前後
気密性能C値=1.0Cm2/m2以下 熱損失係数Q値=2.0Kcal/m2h℃以下
暮らし方の概況
居間などの主要居室は20℃前後の暖房上下の温度差は2〜3℃あるが比較的に快適である。
部屋ごとの温度差も冷暖房機の有無で多少感じるが、オープン的な間取りの取り方や、開放的な使い方で快適性は得やすい.
機密性能が高ければ理想水準ランクに近い居住環境も十分に可能である。
省エネ・冷暖房
個別型とマルチ型のヒートポンプエアコンによる冷暖房.理想水準と比べて暖房のランニングコストがやや高い。
一般的高気密高断熱住宅
居住快適温度 20〜23度 居室上下温度差 5℃〜 起床時寝室温度差 5〜10度
気密性能C値=1.0〜3.0Cm2/m2 熱損失係数Q値=2.0〜2.32Kcal/m2h℃
暮らし方の概況
上下の温度差が5℃ある為快適に感じられるのは23℃程度以上.気密性能により快適性に大きな開きがあり、気密性能が劣れば外部風速や温度差で自然換気が起こり、風速が大きければ部屋ごとの温度差上下の温度差が出やすい。
気密性能が劣るものには機会計画換気装置のないものもあり、換気に気を配らないと結露の発生の危険もある。
省エネ・冷暖房
容量の大きな冷暖房設備が必要となる場合もある。
開放型の暖房器具の使用が許可されている場合は窓を開けての換気を定期的に行はなければならない。
省エネ基準
居住快適温度 25度前後 居室上下温度差 10度〜 起床時寝室温度差10℃以下
気密性能C値 C=5.0Cm2/m2以下 熱損失係数Q値 Q=2.32Kcal/m2h℃
暮らし方の概況
快適に感じられる温度は25℃以上。 起床時の温度は10℃以下で寒い。
暖房をしている部屋の上下の温度は10℃以上あり、足元は寒いのに顔部分がほてるなどの現象が起きる。
夏は逆に冷機に直接当たらなければ涼しさを感じないが長時間の使用で冷房病などの体調不良を引き起こす原因となることもある。
機械計画換気は無理である。
省エネ・冷暖房
セントラルヒーティングは無理である。
部屋暖房、部屋ごとの暖房が必要。換気のロスが大きい。
従来住宅
居住快適温度 25℃以上 居室上下温度差 15℃以上 起床時寝室温度差 5℃以下
気密性能C値 C=9.0〜13.0Cm2/m2 熱損失係数Q値 Q=2.32Kcal/m2h℃以上
暮らし方の概況
室温が25℃以上ないと寒い。 起床時の室温が5℃以下になったり、外気温とおなじになる部屋もある。
開放型のストーブで暖房する為に壁内結露が発生し、断熱材の吸湿によるカビの発生、腐朽菌の発生で建物に被害が出る。
ヒートショックで脳卒中や心臓病を誘発する恐れがある。
省エネ・冷暖房
個別の冷暖房で不経済。
壁内結露の発生で断熱性能の低下があり、住宅の維持メンテナンスに費用がかかる割には寿命は短い。
データーが古いのでW/(m2・k)にするには約1.16倍して下さい。
出所不明の雑誌の記事をアレンジしたものですが、W地域では実感と良く合っていると思います。
参考にして下さい。
QちゃんCちゃん
2003/08/05(火) 08:14:46
psc さんありがとうございます。これを基に十分検討します。
天井断熱
2003/08/05(火) 21:04:08
解決されたようですが、PSCさんの書き込みにたいしての感想を一言。
多少、気密に関して、現状より悪いきらいはありますが、4地域では
大筋、その通りだと思います。理想水準とありますが、この程度の
建物は、工法が確立して普及してきたためか、関東でも、最近はあちらこちらで
建っていて、建てる技術をもった工務店も多くなってきています。
関東で建てられているSCの家は、一般高気密高断熱住宅と奨励水準付近に
分布するのではないかと思います。SCは自然の通気を利用する、構造材を現しに
できるなど、現在の軸組工法にマッチして、軸組を長年やってきた大工さんにも
納得でき、施工しやすく、たいへん優れた工法だと、自分は思います。それだけに
カネカさんには、もうひと踏ん張りしてもらいたいのもです。
一部の方が書かれていますが、理想水準の家(私の知っているのは
殆どツーバイシックス)と比べると、歴然たる差があることは、残念ながら
事実だと思います。ぜひとも差を埋めて、その他の優れた部分で、抜き出て
もらいたいものです。
反プレハブ
2003/08/06(水) 22:00:09
QちゃんCちゃんさん
C値3,5はちょっと厳しいですね。
C値は1以下であれば問題ありません。10歩譲って2といったところでしょうか。
コンクリート住宅に住んだことは有りますか?コンクリート住宅は一部を除きC値1以下の超高気密住宅です。しかし最近のものでもお世辞にも高断熱といえるものは少ないですし、10年以上前のものなら無断熱に近いでしょう。それでも冷暖房の効きは抜群です。エアコンやストーブのカタログにも木造住宅より1,5〜2倍の広さまで対応できると書いてあります。この違いは何か?答えは気密性の違いです。冷暖房の効きや省エネ具合を簡単に実感する為にはまず高気密である必要があります。
しかし、冷暖房が良く効いて、光熱費が安くても窓が結露でビショビショになったり壁や窓の側が寒い、上下の温度差が酷いといったことが起きてきます。これらを解決するには高断熱である必要があります。Q値の出番ですね。
Q値に関しては次世代省エネ1、2地域の断熱処理をしていればそれほど気にする必要は無いのではないかと思います。極端な話4地域ぐらいでは薄い断熱材にペアガラス入りの小さな窓でQ値は小さくなります。しかし、これでは従来の家とあまり変わらないどころか開口部が小さ過ぎて暗くなり、風通しも悪くなるでしょう。
Q値を大きく左右する部分は開口部の大きさです。Q値を気にするあまりに開口部を小さくすることはおすすめできません。次世代省エネ1、2地域の壁・屋根・基礎(床)・窓・断熱を施していればあまり数値に縛られなくてもよいと個人的には思います。
冷暖房が良く効いて、省エネで、結露が起こらなくて、窓際が寒くなくて、上下の温度差が無くても空気が汚れてはいい家失格です。計画換気もお忘れなく。
廉蔵
2003/08/06(水) 23:27:17
>Q値を大きく左右する部分は開口部の大きさです
蛇足ですが、ガラスの性能も大きく影響しますよね。
私の家の場合、全てノーマルペアガラスで次世代U地域程度ですが、高性能断熱
硝子で試しに計算してみたら(かなり適当)、T地域をクリアするレベルでした。
しかしその数値ほど効果があるのか疑問ですけど。
とりあえずQ値向上には手っ取り早そうです。
※
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