壁断熱材の張り方について
「いい家」が欲しい。/談話室
ユージン
2003/07/29(火) 12:13:44
管理人さん、皆さん こんにちは。
SCで家を検討中の者です。
今回はカネライトフォームの張り方について、お聞きしたいと思いました。
今、工務店さんを探しているのですが、ここはと思える所が2ケ所出て来ました。
しかし、壁の断熱材の厚みは同じなのに、貼り方が違いました。
1ケ所目は1枚をそのまま張っていくけれども、継ぎ目の所は真直ぐ切るのではなくて、Zの形(上から見て)になるようにカットして、テーピングしていくという所で、2ケ所目は、松井さんの所と同じで、1度張ってからもう1枚重ねて張るという所でした。
私は、2枚重ねてという方法しか知らなかったので、1枚でも継ぎ目をZの様にずらして、継ぎ目をカバーしますと言われて、そういう方法もかるのかと思いました。
でも、1枚しか張らない分、手間がかからないからかなと思ったりしてしまいました。
断熱材の厚みは同じだし、どちらが良いとかあるのでしょうか。
1枚でも前者の様にすれば良いのでしょうか。
わかりにくい文で申し訳ありませんが、建てられた方や、御存じの方よろしくお願い致します。
空間堂
2003/07/30(水) 09:18:03
断熱材の貼り方ですね。
SC工法の断熱材の貼り方は何種類かあります。
昔はエコノミータイプという貼り方がありまして、一枚張りでした。
今はSCボード+SCボード、SCボード+通気ボード、SCボードSL、貼り方のいずれかだと思います。
ユージンさんが見た、Z型のボードはこのSCボードSLだと思われます。
このボードは次世代省エネ基準のために何年か前に開発されたボードで、次世代省エネのU地域の断熱基準です。もちろん気密もZ型である理由と、ボードとボードとのつなぎ目にさらに気密テープを張るという理由から、かなりの気密が簡単に取れるようになっています。
どの方法でも良いと思いますが、値段は施工手間や、Z型の値段の高さを比べるとあまり変わりはないかと思います。
断熱材は壁のほかに屋根も貼りますので、その量はとても大きく、あまってしまった場合の管理が大変です。また、一枚足らないと言う時も、工事が中断してしまうので大変です。SLボードは値段は高くとも各現場で転用できるという理由から、全ての施工する建物に採用いたしました。
省エネ基準の地域によっても違うと思いますが、どの張り方でも良いのではないでしょうか。ちなみにSLボードは50ミリ1種類だけで、省エネ基準U地域の仕様になっています。
私の地域はW地域ですが、U地域の仕様で施工していると言うことになります。
道産子
2003/07/30(水) 11:15:04
私の知っている範囲で・・
北海道で、外断熱工法も15年あまり・・
カネライトフォームと同じ板状の断熱材を使用した工法ですが、
現場の施工のし易さ、より性能を高めるために、Zというのは、こちらでは、アイジャクリ・・と表現します・・たぶん・・・
現場と断熱メーカーがよりよい方法として出来た形・・と聞いています。
こちらで、このアイジャクリになっている断熱材を使用できるのは、会員という事に限られています。会員といってもその外張り工法を目的とした場合、施工会社が申し込めば誰でも使えるそうです。現場では、アイジャクリの加工はしません。断熱メーカーで加工されたものを施工するだけです。
北海道で、外張り断熱が施工された当初は、2枚張りだったと聞いています。
工法が違うし、施工工務店の経験等、知識、考え方も違うのでしょうが・・・
こちらでも、工法は同じでも、2枚張りで施工している会社があります。
1枚張りの施工工法を知っていて2枚張りをあえてしているのか・・
1枚張りの施工工法を知らなくて2枚張りを施工しているのか・・
という事も考えられるそうです・・
アイジャクリになっているほうが、組まれる事でしっかり断熱材が納まるように感じるのですが・・
ユージン
2003/07/30(水) 23:48:09
空間堂さん
お久しぶりです。
分かりやすくて詳しい情報ありがとうございました。
とても参考になりました。
1枚でもちゃんと気密がとれそうですね。
あと、屋根についてなんですが、屋根の断熱材は1枚張りと2枚張りどちらが多いのでしょうか。
よかったら教えて下さい。
道産子さん
レスありがとうございました。
そちらではアイジャクリと言うのですか。
1枚張りは合理的な感じがしますね。
>1枚張りの施工工法を知っていて2枚張りあえてをしているのか〜
そうなんですよ。
大切なポイントそうなのに、工法が統一されてされていないのも、びっくりしました。
私の様な素人からしたら、どっちが良いのか、ほんとに混乱してしまいます。
また良い情報があったら教えて下さい。
koban
2003/07/31(木) 06:15:15
ユージンさん
私は2枚張りをおすすめします。
アイジャクリ加工は長方形の断熱材(1820x910)の長辺方向しか加工されてません。
短編方向は突きつけです。
現場で短編方向のみシャクリを入れる、と言う意見がありますが、
手間を削減するための1枚張りなのに、シャクリの手間をかけると言うのは、非現実的です。
断熱材は現場で大きさ、形をカットしますので、その全てにシャクリは入れることは非常に手間がかかります。
また、加工精度も工場生産に比べればかなり劣ります。
断熱材は伸縮しますので、突きつけでは冬に隙間が開きます。
隙間が開いても気密テープが張ってあれば問題ないのですが、
通気層にむき出しになっている気密テープが、全体に渡って、まったく問題なく、
いつまでもくっついている、と言うのは無理があります。
気密テープは、張る面に微細な埃、露などがくっついていれば、簡単にはがれてしまいます。
一方2重張りの張り方では、1枚目と2枚目の張り目地はずらすので、たとえ隙間が開いても、
外まで直接貫通しませんし、気密テープが2枚目で押さえられますので、剥がれ、劣化等の心配が少ないです。
以上の理由で2枚張りをお勧めします。
長く住むことが出来る家には2重張りのほうが安心です。
私もビルダー側として責任の持てる方法をお勧めしたいと思っています。
ツーバイを良いと思っていない人
2003/07/31(木) 07:43:04
ユージンさん。私もkobanさんと同じ意見で2重貼りをお勧めします。
確かに1枚ですめば、それなりにコストを抑えられるとは思いますが、基本的性能の維持を考えますと、2重貼りしかないと思います。
1枚貼りはコストダウンの方法ではなく、ただ単に建築費を落とすと言う事しか
考えていないものだと思います。
道産子
2003/07/31(木) 11:29:31
コバンさん・・
<断熱材は伸縮しますので、冬に隙間が開きます。隙間が開いても気密テープが張ってあれば問題ないのですが・・
の意見について
こちらでは、気密シートを使います。テープではないです。
全体に気密シートとなるとリスクは少なくなるのでは・・・
と・・
色々な考えあって、いいと思いますが、気密の問題なら・・?と感じました。
ユージン
2003/07/31(木) 14:58:05
kobanさん
レスありがとうございます。
1枚張りで気になった点は正に、kobanさんのおっしゃる、冬における断熱材の隙間、それと、通気層にさらされている気密テープの耐久性でした。
冬の隙間はについては、じゃあ、冬に断熱材を張ればいいのだろうかとか考えたのですが、今度は逆に夏の暑さで伸びたりするのかなと思ったりしています。
張り方は、2枚張りの時はこれなら大丈夫そうと思ったのですが、1枚張りと聞いて納得できなかったのです。
やはり、2枚張りより1枚張りの方が直接空気に触れる分、テープの劣化が早い気がします。
道産子さんのおしゃっている気密シートがよくわからないので、何ですがそのシートが2枚張りと同じくらいの耐久性があるといいのですが・・。
ツーバイを良いと思っていない人さん
ご意見ありがとうございました。
kobanさんの所でもカキコしましたが、やはり、基本性能の維持を考えると、2重張りの方がいいと思ってしまいます。
やはり、コストは同じだとしても、やっぱり2枚張るのは手間がかかだろうし、親切な感じかします。
道産子さん
気密シートとはなんでしょうか?
私は気密テープしか聞いた事がありません。
よかったら教えて下さい。
koban
2003/07/31(木) 16:55:29
ユージンさん 道産子さん
気密シートとは一般にポリエチレンフィルムのことで、丈夫なビニールと思ってください。
大きさは2メートル幅のロール巻きなどです。
確かに気密を考えればシートのほうが良いとは思うのですが、シート張りの場合断熱を2重にする意味合いが少なくなるんですよね。
気密が劣化しにくいので、断熱1枚張りでよい、となると、冬の断熱収縮時に隙間が出来、
外気と内気が断熱なしのビニール一枚でくっつくところが出来てしまう→結露が発生する、
となってしまうと思うんです。
断熱層保持のために二重張りが好ましいとすると(仮定です)、気密テープで良いのではないか?と思うのですが。
あと、屋根に気密シート貼るとものすごく滑るんですよね、簡単に死ねます。
コストパフォーマンスと手間を考えなければ、断熱二重で1枚目と2枚目の間に気密シート、
というのが一番長期間に渡って性能を保持できると思いますが、難しいですね。
趣味で自宅を建てるとすれば、やるかも知れません。
ごろー
2003/07/31(木) 17:31:31
こんにちは、1枚張りのごろーです。
ちょっと出遅れました。
すでにユージンさんの中では、結論が出ているかもしれませんが、
過去トピで
2002年3月の「カネライトフォームについて」と、
2002年4月の「SCの1重断熱について」は、すでに読まれたでしょうか?
(すみません、うまくリンクが張れませんでした…)
過去トピを読む限りでは、1枚張りも捨てたものではないですし、
1枚でも2枚でも性能はあんまり変らないのではと思っています。
工務店さんには工務店さんなりの考えがあって、1枚張りにするのか2枚張りにするのかを
決めているはずですから、そういう話を聞いてみるのも面白いと思いますよ。
いずれにしても2枚張りの方がいいと思うから、2枚張りをしている工務店さんの方を選ぶ
というのはもったいないです。
断熱材の張り方も選択肢の一つにはなると思いますが、1枚張りや2枚張りなんかよりも、
工務店さんとの相性の方が大切だと思っています。
ユージン
2003/08/01(金) 00:41:26
kobanさん
気密シートの情報ありがとうございました。
やはり2枚張りが良く思えています。
>趣味で自宅を建てるとすれば〜
ほんとに自分で家を建てられたらいいのに思っちゃいましたよ。
そしたら、これでもかっていうぐらい、勝手にしかも丁寧に作るのに・・。
ごろーさん
こんにちは、レスありがとうございました。
教えて頂いた過去トビ読みました。
>断熱材の張り方も選択肢の一つにはなると思いますが、1枚張りや2枚張りなんかよりも、工務店さんとの相性の方が大切だと思っています。
私の1番の問題は、気が合った方の工務店さんが1枚張りだったのと、担当者だけが感じ悪い工務店さんが2枚張りだった事です。
私としては、本を読んでから、マツミさんでお願いしたいぐらいだったので、同じ2枚張りにしたいんです。
やはり相性だといって、合った方にしたとしても、私の性格上後から、「やっぱりテープが気になるから2枚張りにしとけば良かった!」なんて事を後から思ってしまいそうで・・。
そこまで考える程、大差がないとはっきり分かっているなら、合う方にしたいのですが、kobanさんや他の方のカキコを読むとやっぱり2枚が良く思えてきました。
工務店さん探しはまた振り出しになりそうです・・。
カト
2003/08/03(日) 09:38:28
1枚張りが理想でしょう。上下方向にあいじゃくりがあって気密テープで張り合わせ
横方向は突き当てでテンションが少しかかっていればよいと思います。
ただ、内側には0.2mm程度の気密シートを十分な重ねしろをとって施工し、横方向
の突き当て部分の内側には必ず柱である木材がくるようにすることですね。
そうすれば、経年劣化によるボードの収縮が起こっても2重張りよりも有利だと
思います。できれば、イザットのように1mX3mのような単位壁と同じ大きさの
断熱ボードを用意すれば、ボードの繋ぎ目をすべて柱である木材でカバーできる
ことになるし、手間もかからないでしょう。
相模屋
2003/08/03(日) 16:35:42
ユージンさん
おせっかいながら一言申します。
断熱材の張り方だけで工務店を判断するなど勿体ないと思います。
拙宅も一枚張りです。階段下の納戸に入るとTIP板と断熱材がむき出しになっていますのでいつでも見ることができますが、それを見ると断熱材が収縮して隙間が出来るとか、張られたテープが剥がれるなどとは到底思えません。
必ず現場をご覧になってから判断されることをお勧めします。
ユージン
2003/08/06(水) 00:14:31
カトさん
詳しい情報ありがとうございました。
1枚張りの工務店さんにお願いする時は参考にしたいと思います。
相模屋さん
相模屋さんのお宅はTIPをされているのですね。
自分の周りにTIPとSCの両方をしてくれる工務店さんはないのでうらやましいです。
自分の中では、やはり断熱材の張り方は工務店を判断する重要なポイントになっていますので、1枚張りも2枚張りの現場ももっと見ていきたいと思います。
ありがとうございました。
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