SCで中古民家をリフォームできますか?
「いい家」が欲しい。/談話室
中古民家
2003/06/15(日) 17:43:03
北陸雪国の中古民家(後述)を建て替えるか、リフォームか悩んでいます。
冬の寒さ対策には、SC新築がベストと思います。しかし、思い出、資源保護
には、断然リフォーム。SCでのリフォームへのご意見をお願いします。
中古民家は次の状況です。
・築45年、約60坪。
・戦後の造作で古民家の風格はないが、まだ持ちそう。
(と素人目には見える。通気良いお陰?)
・庭を眺める座敷(8+6畳+縁側)がある。
・床下は覗ける(通風良い)。
・縁側は全面ガラス戸(通気良く、冬寒い)
・外断熱ハウスとはおよそ異なる造り。
SCでのリフォームは、次の大作業になると想像します。
・屋根、壁を全部はがし、柱・梁などの骨組みにする。
・床下を全面コンクリート、外側を断熱材で覆う。
・外観が相当変化する(これは覚悟)
断熱・結露を相当勉強しました。地元工務店に相談する前に知見ある
方から次の点についてアドバイスをお願いします。
・費用は新築に近くなるか?
・コスト節減のアイデアはあるか?
・SCでなくとも結露防止・暖房確保の工法があるか?
宜しくお願いします。
koban
2003/06/15(日) 20:55:29
中古民家さん
床下は基礎ではなく、縁の下という状態でしょうか?
壁は土壁ですか?
仮定ですが、書きます。
SCでということなら、縁の下の場合は、基礎を打たねばならないと思います。
家を持ち上げて、基礎を打つことも出来ます。
が、現実的ではないかも知れないですね。
建築コストを考えれば、新築を超えることもあると思います。
なぜなら、建築費で一番高いと思われるのは、手間です。
屋根をはがす、壁をはがす、これらはすべて手作業で、時間がかかります。
その後に作る手間が加算されるのですから、構造材費用は、特別なものでなければたいしたことはありません。
SCでない場合で、というほうが現実的ではないでしょうか?
縁の下ならば、下にもぐり、床下から断熱を外断熱のようにくるみ、
壁ははがして、断熱材を貼り付ければ良いかも知れません。
断熱気密を理解している業者ならSCでなくとも、結露や暖房の問題は解決出来ます。
ただ、耐震関係を考えることが必要でしょう。
リフォームは話だけでは理解するのが難しいため、ここならば、という業者を見つけて、検討してみるか、
HPなどをつくり、写真を公開などしてみればいい意見が聞けるかも。
中古民家
2003/06/15(日) 23:31:25
kobanさん
日曜夜の貴重なお時間を割いてご意見をくださりありがとうございます。
仮定くださったとおりの家です。床下は、縁の下。壁は大半が漆喰塗り。
ということは、手間賃が新築を上回るかもしれません。
ならば、コメントのようにSC以外の方法でのリフォームが経済的、
現実的かもしれず、工務店を見つけて相談してみます。
その場合、
・結露、暖房への対応がどの程度できるか
・耐震性対応工事の程度
・その他、手を加える必要度
・費用と残存寿命への考慮 などがポイントでしょうか。
古民家なら費用と手間を掛ける価値があると思いますが、中古(我が田舎では
「ちゅうぶる」と言うことがありました)では、勿体無いですが、新築に
せざるを得ないかな〜と思案投首です。
さらにご意見を頂けましたら幸甚です。
koban
2003/06/16(月) 21:31:41
中古民家さん
漆喰塗りならば、間取りを余り変化させず、重ね塗りをしたらいかがでしょう?
手間、材料費も節約できると思います。
内壁はいじらず、外壁、屋根のみをはがして、単純外断熱で断熱気密をすれば良いのでは。
インナーサーキットを取らないのであれば、工法的には簡単に出来ると思います。
完全に施工すれば、結露も暖房効率も問題なく出来ると思います。
計画換気は必要だと思います、家の中の換気経路も作ったほうが良いかな。
何より、引越しなどしなくと良いかと。(荷物は移動しなくてはならないですが)
外壁を剥がした時に、残存寿命も分かり、直すことも出来ますし、耐震補強も行えます。
土台の腐りなどのチェックも出来ますよね。
費用は、ん〜〜、新築よりは安くなるんではないでしょうか?
ただ、基礎部分の補強のいい方法が見つかりません。
外壁はがすときに、外壁周りだけ丈夫な基礎を打って、アンカーボルトでがっちり緊結するとかしか、思い浮かばない。
どなたか、いい方法ありませんか?
中古民家
2003/06/16(月) 23:49:55
kobanさん
ん〜、なるほど。
インナーサーキットを作らずに計画換気をうまく組合せる。
たいへん参考になるアドバイスをありがとうございます。
基礎の補強をどうするか?確かに、悩ましい点です。
特に、家の傍に300年以上の杉が立っていて、その木の
健康を考えるとコンクリートをベタに流すべきでないことに
気付きました。アンカーボルトを留める杭打ちなら耐えられる
かもしれません。(もともと大きい木の傍に家を建てるもの
ではないのですが、既に建っていますので止むを得ません。)
さらに知恵を頂き、能力経験ある工務店に相談する順番で考え
ていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。
m-k
2003/06/17(火) 07:54:47
樹齢300年以上の杉というと、日光東照宮の杉並木のものとほぼ同年代とおもわれますが、同所の杉は環境汚染(車の排気ガス)寿命?など色々あるのでしょうが、既に、大分折れたり腐ったりして危険な状態です。
外見はしっかりしていても中が空洞ということも考えられます。
台風や積雪時の被害も考える必要があるでしょう。
45年前でも同じような大木だったのでしょうが、文面からは大分危険に感じます。
空間堂
2003/06/17(火) 09:11:15
私が見た古い住宅を外断熱工法に替えた2例‥。
一つは、住宅評論家でもある、南雄三さんのご自宅。
南雄三さんはBB工法という外断熱工法を推奨している人ですが、SC工法と似た工法のようです。
南雄三さんのご自宅は借地だということで、建物を取り壊してしまうと借地権がなくなってしまうので、とりたててすばらしい木材を使用していないにもかかわらず、外断熱工法で改築された住宅です。
元の住宅は土壁の真壁なので、インナーサーキット部分はないものの、それを補う工夫が随所に見られたすばらしい改築例です。
改築金額は新築するよりも掛かったとの事。
詳しくは南雄三さんのHPで「自宅」を開いていただければ出てきます。
(工夫のエッセンスは出ておりませんが‥)
http://www.t3.rim.or.jp/~u-minami/index.shtml
もう一つは、築150年ほどの古民家の改築。
この建物は、もうほとんど入手できないであろう木材が使用されており、改築と言うよりも、木材以外は全て壊し、木材の傷んでいるところは修復し取替え、水で洗浄し、色々と手を加えて外断熱工法(SC工法)で造ってありました。
インナーは多少取れないものの、南雄三さんのご自宅のように間取りで風を通すように工夫されていましたので、とりたててインナーを意識せずともというお宅で、それはそれはすばらしいものでした。
中古民家さんのお宅は築45年と言うことですので、材木がすごくすばらしいものでなければ、新築と言うことも視野においておいたほうが良いかも知れません。
中古民家
2003/06/17(火) 23:33:53
m-kさん
ご心配くださりありがとうございます。確かに古木の危険性を常に
感じ、対応が必要です。小生の実家の杉の木は、防風林の役目をしている
せいかまだまだしっかりしています。
空間堂さん
たいへん参考になりました。
手間を掛けても古い(と言っても中古)ものを維持する価値があるか。
すばらしい古木は戦後のどさくさで散逸している。
故に、新築も対象にしてじっくり考えます。
ありがとうございました。
反プレハブ
2003/06/18(水) 03:54:03
また早起きしたので覗いて見ました。
建築リサイクル法が施行されて解体費が高騰しています。以前は、新築した方が安いということでまだまだ長持ちする家が取り壊されてきましたが、これができなくなるのも時間の問題だと思います。10年後には1軒の家を解体するのに新築と同等の費用がかかるのではないかとも言われています。
基礎が束石ではなく、切り出し石で花壇状になっていて現代の基礎のような外観になっているかコンクリート製であれば十分リフォームで対応できると思います。
あと日本の狭い住宅の場合家の価格のほとんどが水周りにかかる費用とも言われていますので、60坪ともなる広い家の場合は新築より安く仕上がる可能性が高くなります。
基礎コンクリートですが、後から内側か外側に鉄筋コンクリートを打ち、エポキシ樹脂とボルトで一体化させます。エポキシ樹脂については別トピでも書き込みましたが、高速道路の橋脚に鉄板を巻きつける際にも使われているぐらいですので、通常の家の基礎なら十分緊結可能でしょう。
杉の木ですが、老化して倒れそうというのであれば思いきって切ってしまい、よく目につく部分の柱として使うという価値もあるかと思いますよ。この土地を300年も前から見守ってきてくれた木ということでその家の御神木・大黒柱としてまた新たな使命を与えて見てはいかがでしょうか?
中古民家
2003/06/18(水) 20:46:28
反プレハブさん
アドバイスをありがとうございます。
解体費が嵩むこと、基礎が大事なこと、良く分かります。
それらのことを総合的に考えて、まだ決めるまでに時間があるので慎重に
検討してみます。
杉の巨木は実は、2本あり、また同年位古い檜の木もあって背の高い木が
3本立っています。戦争前に何本か切って残ったものです。まだまだ元気に
枝を繁らせているので自分の代で伐採せずに残したいと考えています。
東京では考えられない田舎ならではの自然があります。冬の雪も東京では
理解できないものでしょう。そういう自然を大事にした家を考えたい、古
いものでも粗末にせずに大事に使えるか考えたいとの思いから皆さんの
ご意見を伺ったものです。
皆さんのご親切な書き込みに感謝です。
中古民家
2003/06/27(金) 22:19:43
ありがとうございました。
遅くなりましたが、「解決」にマークし区切りをつけます。
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