SC(外断熱二重通気)へのリフォームは可能?

「いい家」が欲しい。/談話室



ぱんちょす 2000/06/27(火) 02:41:50
先ず最初に一言。馬鹿げた質問かも知れませんが、よろしく です。

現在、我が家をアキレス外貼り工法で建築中です。ご存知のとおり、ウレタン
断熱ボードを用いた外断熱1重通気の家です。現在建築中にもかかわらず、この様なテーマを書き込み、たわけ者 と言われそうですが、SC(というより外断熱二重通気)へのリフォームが可能であれば近い将来に是非検討してみたいのです。但し、断熱材、外壁等はそのままで、以下SCの使用部材及び、SCの真髄であるインナーサーキットについてリフォーム可能か知りたいのです。

(1)ベースダンパー  → 基礎にダンパー取付け用の開口部をつくる
(2)小屋裏ダンパー → 小屋裏部屋2箇所に外開きを設置しているので
          これで代用する。
(3)インナーサーキット   → 柱外側のTIPは不可能。よって石膏ボードを
          室内側にずらしてインナーサーキットとする。 

現在の我が家の仕様からいくと、項目(1)〜(3)の内、(2),(3)は何とか変更、代替可能(理由は→部に記載)なのですが、インナーの入口である(1)については大工事が必要、あるいは不可能?危険では?と思ってます。やはり、建築後の基礎に開口部を設けること自体ナンセンスなことな
のでしょうか。自分で言うのも何ですが、素人の考えは怖いですね。

この わがままで、無謀とも思えるテーマに付き合って頂ける方いらしたら是非御意見お願いいたします。又、現に「リフォームやっているよ」とい
うSC会員さんがいましたら、その詳細(値段,工期,必要条件)を教え
て下さい。


ぱんちょす 2000/07/06(木) 14:49:49
自分の書き込み改めて見ると、なんか ようわからんね〜(博多弁)と
思いました。そこで書き込み内容を絞って質問させて下さい。

<建築後の基礎に開口部を設けること自体ナンセンスなことなのでしょうか?

SC会員さん、その他建築関係の方、御意見よろしくお願いいたします。


川上 E-Mail: y-kawakami@saga.west.ntt.co.jp
HomePage: http://www.rise-kk.co.jp
2000/07/06(木) 15:55:52
久しぶりに書き込みします。過去の書き込みをいろいろ見てました。
個人的な話ですが転勤があって、ブックマークやメールを持ってきたつもりが、
FDが壊れて悲惨な状況です。みなさん、メール下さい。工務店さんのHPも覗いて下さい。

さて、ぱんちょすさん。
基礎に穴をあけることもありますが、それは配管配線でやむを得ない場合です。
それ以外は、大きさにもよりますが基礎の強度に影響を与えることになります。
玄関土間や勝手口土間あたりから、床下通気口・・・無理ですかね。
白蟻駆除の薬剤散布はやってなかったですよね?土台に防腐材は未使用でしたか?
基礎の地面からの高さも気になります。工務店さんは何て言ってますか?


小松 2000/07/06(木) 17:42:26
基礎のコンクリートに開口部を設ける場合、通常その周囲の鉄筋を密にします。
開口部から亀裂が広がらない様に、斜めにも鉄筋を入れると思います。
それだけ応力が集中する部分なので、建築後に穴を開けるのは、危険です。
又、穴を開けることで、中の鉄筋を切断することになれば、そこから錆が進行
する可能性があります。
川上氏の言われる様に、他の方法を検討した方が良いのではないかと思います。


ぱんちょす 2000/07/06(木) 21:00:00
川上様、小松様 書き込みありがとうございます。感謝です。

私邸では防蟻、防腐処理は一切しておりません。
小松様のアドバイスからでは、かなり危険そうですね。
他の方法で考えつくのは、基礎ではなく壁面(極力低い箇所)に設置
する方法しか思い浮かばないです。こんなんで通気できるのかな?
皆さん、他に何か良い提案があれば是非教えて下さい。


外断熱の発展を願う者 2000/07/07(金) 16:55:27
アキレスの外貼り工法と言うことですが、床下の断熱(床下断熱、基礎断熱)、床下の防湿対策(べた基礎、布基礎)、床下換気の方法(床下開口部、基礎パッキン)等が分かりません。
又、石膏ボードを外側にずらして、とありますが、外壁下地、柱、石膏ボードと言う構造で壁内は空洞ではないのですか。
以上の点について教えて下さい。


ぱんちょす 2000/07/07(金) 22:40:08
外断熱の発展を願う者 様  

最近、復活したようですね。パチパチパチ(拍手)
さて、私の説明不足だったようですみません。仕様は以下の通りです。以下

(1)床下の断熱(床下断熱、基礎断熱)
 基礎外側断熱、床下は基礎内周部90cmを断熱  

(2)床下の防湿対策(べた基礎、布基礎)
 べた基礎、もちろん防湿シートを敷いてます。

(3)床下換気の方法(床下開口部、基礎パッキン)
 床下開口部無しです。基礎パッキンも無しです。
 
(4)又、石膏ボードを外側にずらして、とありますが、外壁下地、柱、石膏ボードと言う構造で壁内は空洞ではないのですか。
 以上の点について教えて下さい。

・壁内は空洞です。  
・床下〜1階までの通気は根太間通気で確保できます。
・但し、大壁造りですから石膏ボードを取り付けることにより1階から2階への通気経路がふさがれます。
・外断熱工事が完了してますので、TIPによる通気は不可能です。
・よって、石膏ボードを室内側にずらすことにより、1階〜2階〜小屋裏への通気経路を確保。
 方法として、柱に胴縁を打ち、そこに石膏ボードを取り付ける。判り易くいうと、壁体内通気層を室内側
 につくる。という感じです。(逆に判りにくいかも)

 *たわけ者の私ではありますが、何か良い提案がありましたら、よろしくお願いいたします。
  


外断熱の発展を願う者 2000/07/11(火) 18:52:58
ぱんちょす様へ
 談話室のログからですと、SC工法においては、一般的にインナーサーキット(床下ダンパー、トップダンパー)は、梅雨があけてから暖房を導入する間までの約3ー4ヶ月のみ解放する住まい方が標準のようです。又、夏の間でもエアコンの効き目を良くするため(省電力、連続弱運転のため)には、状況によりこの期間中でも閉鎖した方が良い、と言う意見もあります。
 夏期の室内の熱環境に対する、インナーサーキットの働きとしては、以下の様な意見があります。すなわち、夏の間は床下環境は外気より温度が低くなります。この床下環境に外気を導入することにより導入した空気の温度を下げて、その空気をインナーサーキットを利用して循環させて(トップダンパーから抜くことで)、壁の温度を下げ、壁の輻射熱を下げていると言うもの。又、調湿に関しても、インナーサーキット内の木材を利用して、十分な調湿作用を持たせていると言うものです。
 つまり、現時点での一般的なインナーサーキットの役割というのは
「床下を利用して外気の温度を下げてインナーサーキットを循環させることで壁の温度を下げる、またインナーサーキット内の木材を利用して調湿作用も持たせる。」事であり、その働く期間は梅雨明けの3〜4ヶ月のみと言うこととされています。

 ここで、一つの本質的な疑問が生じてきます。この談話室でも、時々議論になりますが「SC工法の夏のさわやかな感じは、本当にインナーサーキットによるものなのか。」と言う疑問です。(「ソーラーサーキットについて」の中でK様ものべられていますが、)外断熱高気密住宅においては、あえてインナーサーキットを設けなくても、24時間機械換気、日中の遮熱対策、夜間朝夕の窓による外気の導入、内装材に木材を多く使用することにより、おなじさわやかさが得られるのではないか、とも考えられます。
(当然、内断熱防湿層による高断熱高気密住宅ではビニールハウスとなり、構造木材の調湿性が利用できないため、SC工法のような感じにはなりにくいとは思いますが。)
ここのところは、もうお住まいになられている方に、お話を聞くしかないと思います。
夏の間、床下ダンパーを閉じた状態と、あけた状態では本当に住み心地が違うのかという点です。
 人間の心理面の点から、「インナーサーキットを解放にしているので、すまいが開放的な住まいになっており、涼しい、又は蒸れないはずだ」と思いこむということも、涼しさを感じるためには重要なことだと思います。ただし、夏の間、本当にすんでいる人に内緒で、インナーサーキットを閉じたときに明らかに住み心地に違うものでしょうか。普通の人(寒冷地以外で)ならば、日中はエアコンを利用するでしょうし、夜はエアコンを利用しない場合には窓を開けるでしょう。この点についてぜひすでにすんでいる方の意見を聞いてみたいと思います。

さて、ぱんちょす様への私からの提言ですが、
 しっかりとした外断熱高気密住宅を建てていらっしゃるのですから、そんなにインナーサーキットにはこだわらなくてもいいのではないのですか、と言うものです。現状に満足することも非常に大事なことだと思います。
 ぱんちょす様の住宅では川上様、小松様が仰るように床下に開口部を設けることは難しいと思います。床下にチューブ等で外気を導入し、一階の天井をつり天井等にし、2階の床下と一階の天井の上を共通とし、一階の石膏ボード上端を切ることでインナーサーキット(?)を確保できるような気がしますが、そこまでインナーサーキットにこだわらくても良いのではないかと思います。(又、ぱんちょす様が仰る様にもし吸気口を作るならば、外壁側より室内側に(壁の下に)吸気口を作る方が、気密性能保持等の面からもいいのではないでしょうか。)
 
 インナーサーキットを導入することにお金をかけることよりも、内装材に木材を多く導入する、日中遮熱対策、夜間の窓開け等の住まい方の研究、外回りの緑化による遮熱(樹木、壁面緑化、屋根緑化、)等を検討する方が現実的ではないですか。
 また、もしウレタン断熱材の吸水による性能劣化があるとしたら、10〜20年後の外断熱材の追加、交換等すること。また気密性の維持のためのメンテナンス(開口部周り、断熱材、等の気密防水テープ等)にお金をかけることが重要なのではないでしょうか。

 
 私の場合は、新築ですのでインナーサーキットの役割を信じてみようと思っています。コストもそれほど割り増しにはならないと思われますので。ただし、本当に予算が厳しければ、床下ダンパーはなくてもいいのでは、インナーサーキットはなくてもいいのではないかと現在は考えています。


外断熱の発展を願う者 2000/07/11(火) 19:01:56
上の文の前段の
>つまり、現時点での一般的なインナーサーキットの役割というのは 〜梅雨あけ
の3〜4ヶ月のみと言うこととされています。

と言う部分は、私がこう考えていると言うことです。一般的に認識されているような表現を使って申し訳有りませんでした。


てる 2000/07/12(水) 12:23:18
素人考えですが、、、、

私の理解は、「夏の場合、インナーがあって上下ダンパーが開いていると上下の温度差によって自然に気流が生じる。それにともない床下の冷たい空気がインナー周辺から熱を奪うとともに湿気も排出する。」です。これがSCのインナーの効果だと思います。
機械換気でも床下の空気を上手に利用すればこれに近い効果は引き出せるのではないでしょうか。
外壁インナーにこだわらなくとも良いと思います。例えば、部屋間の間仕切り内の空洞を利用して床下から屋根裏への空気の道を作るとか、または煙突状のダクトを設けるとかでいかがでしょう。


はる 2000/07/14(金) 15:01:47
インナーの効果は別として、、、。

私も築18年物の家内の実家をSC化できないかという
さらにとんでもないことを考えていました。
確か過去に松井さんがSCリフォームの経験がある、とおっしゃっていたと思いましたので(間違ってたらごめんなさい)
とりあえず地元のSC工務店に相談してみました。
その工務店さんは新築はSCのみ、あとはリフォーム類全般、という所です。
で、結論ですが、経験はないが技術的には可能と思われる、
ただかなりコストがかかりそうだし、土台や柱の状態が内外壁を外してからでないとわからないのが怖い、という回答でした。
ちなみにその家は通常の木造軸組、窓はアルミサッシの1重、
しかし驚くべきことにグラスウール100mm!という今考えればとんでもない仕様です。
もちろん防湿シートなどありません。
とりあえず現状把握、という事でまずは2階の押入れから小屋裏を拝見。
お、木の匂いがする。天井の断熱材は、、、無造作に置いてあるだけ。
これぞ、松井さんのおっしゃる無知の功名か、と思いました。
さて、次は壁の中。
どうやって点検したかというと、以前女房が使っていた部屋の壁に大穴があいていまして、
そこから手をつっこんで断熱材の具合を触診しよう、という作戦です。
ちなみにその穴は女房が物言わぬ壁さんに八つ当たりした結果です。
さて、手をつっこんだ所、あれ、何もない!!
グラスウールを包んでいるフィルムの感触はあるが、中身が何もない!!
恐らく、湿気を吸って重くなって下に固まってるんでしょうね。
最後は床下。うわっ、カビくさ!!速攻で閉めて現状把握終了。
そんな感じだし、将来的に現在の部屋数では手狭になることが予想されるため、
現在はその工務店さんと新築(建替え)を計画中です。
ぱんちょすさんの計画とはかなり違いますが、他に現在の家をSC化できないか、
と考えている方には参考になるかと思い書き込みしました。
やはり、現場100回、一度お住まいの点検をお勧めします。
物に当たるクセをもつ女房がいるとさらに点検がしやすくなりますよ。



ぱんちょす 2000/07/21(金) 21:53:29
外断熱の発展を願う者 様へ

先ず、御礼が遅くなったことをお詫び申し上げます。(諸事情がありまして...)
本題ですが、物理面、精神面のアドバイスに感謝いたします。何故、そこまで「インナーサーキット」にこだわるかといいますの
は、SCで建築できなかった(もうちょっと勉強しとけば、建築時期がずれてたら、出来たかな?)という残念な気持ちと、やはり
通気は家の為であるという確信からです。現状で満足することは確かに必要ですが、現状以上の良いものを知ると、悲しいかな、
どうして、そちらに気が向いてしまうのです。まして、住宅に関しては一生に一度の買い物ですからなおさらです。ですが、松井
様の著書、そしてこの談話室の皆さんのおかげで、私邸は何とか「いい家」に成長してます。以前、同郷の川上様が書き込んでい
ました通り、九州は高断熱・高気密住宅発展途上の地であり、様々な重要な局面で、談話室の皆様に相談し、良いアドバイスを頂
いた結果であり、現状には満足しております。

ここから先は読み流して下さい。

何度も書き込んでいますが、私邸はアキレスの外貼り工法で、工務店さんも初めての経験です。現場監督、棟梁、その他大勢の職人
さんも初めてのことで、思考錯誤しながらの建築です。でも、それが楽しいんです。初めから完璧を求めるより、思考錯誤、決断の
連続というところが、家造りの醍醐味なのではないかと勝手に思い込んでいます。思えば、基礎の工が始まり、水はけが悪い時には、
嫁さんと2人でこっそりバケツで排水したり、雨に濡れた柱をタオルで拭いてみたり、ベランダで雨漏りが発生した時には、現場
監督と一緒に補修したり、瓦がのったときには「うーん、立派になって」と独り言を言ってみたり、床が貼られた時には裸足で感触
を確かめたり、頬ずりしたり。週に3回程現場を見に行ってるので棟梁に煙たがれていないかと心配したり、換気システムが設定さ
れた時(最近です。)は、配管間違っとるやん と大騒ぎになったりと、大変です。ですが、家は喋れませんので、私や建築に携わ
る大勢の人達が守ってやらければならないんですね〜。何か良く判らなくなりましたが、要は、家には愛着がなければ。という言葉を
自分自身忘れかけていたのでは?とうことです。 今回のテーマも、この愛着があって、より良い家にしたいという気持ちからなのです  
が、大手術をさせるのは、何とも可愛そうなことで、現状に満足し(諦めではないですよ。) 住み方の工夫をし、人、家ともに快適に
なる方法を考えていきたいと思います。その際は皆さんの御意見を伺いたく思いますのでヨロシク!です。

それと、「てる」さんの御意見に感謝。「はる」さんの、ある意味 ほのぼの とした書き込みに感謝すると同時に、新築の成功をお祈り
します。(常連の川上様、小松様 にも当然感謝!です。)  

そして最後に、ある意味、私の目を覚まさせてくれた、外断熱の発展を願う者 様へ感謝です。

それでは、私の質問を「解決」とします。皆さん、ありがとうございました。


ぱんちょす 2000/07/21(金) 21:56:01
しまった〜 解決にチエック入れてなかったよ〜
これは計算ではなく、天然ボケです。


外断熱の発展を願う者 2000/07/25(火) 11:02:24
ぱんちょす様の「家への愛着」がとても伝わってきます。
うらやましい限りです。

私も基本プランから実施設計に入りつつあるところです。
「頑張るぞーー!」


ぱんちょす 2000/07/25(火) 19:50:05
外断熱の発展を願う者 様

私のつまらない書き込みに、「家への愛着」を感じて頂いてありがとう
ございます。是非、「いい家」に辿り着いて下さいね! そして、これ
からも外断熱の発展の為に貢献して下さい。私もこの談話室を大事にし
たいと思います!   

 

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