住友林業という会社

「いい家」が欲しい。/談話室



匿名希望 2000/06/03(土) 22:47:38
今日の日経に「住宅大手、合理化で明暗」「今期 積水ハウス最高益に
中高級戸建て拡販 住友林業5割増益」と書かれています。
私が勤めていた会社は、住友林業の第一下請けの会社で、年間約100棟ほどの発注をこなしていました。
社員は、設計3人、現場監督4人、事務1人でしたが、現場監督は2人になってしまったので設計である私も現場に出されました。
集成の土台に、集成の柱、集成の梁を使うので乾燥による狂いは無いと住林の営業マンはお客さんに説明し、それを売りにしているのですが、すべて支給材であるにもかかわらずクロスのはがれや亀裂などのクレームがひっきりなしにきました。
住林は、うるさ型のお客様の場合には営業マンがまず出向いて謝るのですが、通常は下請けにストレートにクレームが流されてきます。
おまえらの仕事が悪いのだからすぐに直しに行って来いというのです。毎日その処理に追われっ放しで、ほとほと嫌気がさして私は辞めたのですが、社長は常に安請け合いをせざるを得ない立場をぼやいて、少しでも安くやってくれる二次下請けや仕事をしてくれる人を捜し歩いていました。まるっきり手配師のようなもので、いつも家づくりとは程遠い内容のことで奔走していました。
会社は悪循環にはめられてしまっていて、安く請け負う、安い手間代しか払えない、いい職人が集まらない、クレームが発生する、それを処理しなければ怒られる、仕事を断れば資金繰りで行き詰まる、にっちもさっちも行かない立場に追いやられてしまって身動きが取れない状態でした。
この記事をあの社長が見たら、さぞかしぼやくことでしょう。大変気の毒に思われます。
コストダウンをして5割の増益と新聞にほめられていますが、その陰では下請けの悲惨で容赦の無い、無茶としか思えないようなコストダウンが行われているのです。
現場監督は一人が30棟も見まわれるわけがありませんが、その会社だけが例外なのではなく、大手の下請けはそれ以上のところもざらだそうです。
5割も余分に儲かっていたならば、その1割で十分ですから下請けに分配してやってください。
半値八掛けというような予算で縛り上げて、クレーム処理まで押し付けられて、下請けは社員にまともな給料さえ払えないでいます。
わたくしは、現在失業中ですが二度と大手メーカーの下請けをしているところには就職したくありません。
この談話室の5月の履歴に「住友林業という会社」という蘭がありましたが、そこに書き込めなくなっているようですので新規に入れさせてもらいました。
これで少しは胸のつかえが取れそうです。


一郎 2000/06/04(日) 14:46:44
私もその記事は読みました。
その締めくくりに「成熟市場となった戸建て住宅だか、中小の工務店が約7割のシェアを占めており、大手にとって中小からのシェア奪回でまだ伸びる余地は大きい。」とあります。
これ以上大手がシェアを伸ばすことがユーザーのためになるものなのか、松井さんがこのコラムで「品確法」について鋭い疑問を投げかけられていますが、匿名さんのお話と重ね合わせてみますと、私にも大きな疑問が湧き起こってきました。
「積水ハウス最高益に」とも大見出しは書きたてていますが、それは「合理化による売上高原価率の引き下げなどが寄与した」とのこと。
しかしそれが、自らの犠牲的な努力によっているものなのか、単に下請けへの発注金額をさらに引き下げた結果なのか。
匿名さんのお話からは、後者でしかないような気がしてきます。
松井さんの主張を手前味噌的だとか、エキセントリックであるとかいろいろの批判がされていますが、家作りの真実をひた隠しにしたまま、利益の追求に明け暮れている大手ハウスメーカーに対して、果敢に挑戦し、勇気をもって発言されている松井さんに陰ながら精一杯の応援をさせていただきたいと思っています。
コラム欄は、松井さんのより良い家作りを目指す心の叫びでもあるのでしょう。


kyoro E-Mail: happyman@cd.mbn.or.jp
2000/06/05(月) 01:51:02
住友林業の 記事は 読みました。 確かに5万棟というのは
無理がありますね。 ただ 利益が増えた イコール 下請けいじめ
というのは 違う気もしますが。 鹿児島の CALS の例からして
現場での 生産性向上も 有るかと思います。 また どうしても 下請けが いやなら 元請になればいいと思います。
某 まるまるハウスのように 坪いくらで 丸投げするわけでもなく
Sハウスのように イメージで 木のいい家のように装うことも無く
提携プレカット工場と 共存を考えている姿は Mハウスのように
急に調達資材を替える事も無く 良心的だと思います。
今の 工務店さんが 営業しなさ過ぎだと思うのですが…。

 あと

 

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