ローコストでいい家を建てるには

「いい家」が欲しい。/談話室



でじけん 2000/06/03(土) 10:08:28
私は地方で、祖父の時代から3代続いた工務店を経営しております。
ろくな営業活動もせずいままでやってこれたのは、うちの会社を信頼していただけるお客様のおかげだと思います。
松井さんの本を読み、これからの断熱の方法についてたいへん考えさせられました。しかし施主には必ず予算という壁があり、断熱にばかり予算をかけられないケースもあるとおもいます。
外断熱の良さは理解してるつもりですが、工務店が契約金や毎年、技術使用料を支払うSCなどは結局のところお客様の予算にはねかえるような気がします。
材料をカネカから購入し、材料のほかにもお金がかかる、施工は工務店で試行錯誤する。このへんのところでうちは、SC会員になるのをためらいました。


匿名希望 2000/06/03(土) 15:06:11
私も同じことで悩みつづけていましたが、女房の一言で決断しソーラーサーキットの会員にさせてもらいました。
すみ心地の悪い家をつくるのと、ちょっとは損してでもいい家をつくるのと、どっちがお客様に喜んでもらえるかですよという考えです。
カネカの会員になって、会費を納めるから高くなってしまうと考えるのではなく、つまりその分をお客様に負担してもらうのではなく、自分の努力で消化することにすればよいと考えました。
そうすれば実質的には価値の上ではるかに安い家が作れると。
もっとも、その決断には松井さんの本と、直接お電話で親切に答えていただいたことが役立つています。
その時に、これからはインターネットの時代なのだから強く勧められて
この談話室で勉強させてもらうようになり、時間が取れると開いています。
近々、一棟目に着手します。施工については心配なところがいろいろありますが、もし分からない事があったら松井さんが見に来て下さるとの言葉をもらっていますので大変心強く感じています。
仕事はいずれせがれに引き継がせたいのですが、そのためにはいい家づくりを引き継がせるのでなければ何にもならないと思っています。
また、お客様に喜ばれるいい家作りであるならば、きっとせがれ夫婦も喜んで引き継いでくれると女房と話し合っています。
私も早く「いい家をつくる会」の仲間に入れていただけるようにがんばります。


でじけん 2000/06/03(土) 17:24:42
匿名希望様ありがとうございました。
お客様に喜ばれるいい家作りをめざす者同士おたがいがんばりましょう。

近年の工務店の在り方としては、広い視野で本当にいい物を見極め、お客様の希望や夢をかなえる、いわばプロデューサー的な仕事だとおもいます。それは、ハウスメーカーなどと違って決して偏った物の見方をしないことが大事だと思います。(自社の製品を強く勧めたり)

「いい家がほしい」を知ったのは、うちの会社にカネカの営業マンが三省堂のチラシをもってきたのがきっかけでした。

そのとき私は現場にいっていたので、その営業マンと直接話すことはなかったのですが、チラシのゴシップが気になり本屋さんで購入しました。読み始めて最初のうちは拍手喝采だったのですが、読んでいくにつれていままで当たり前のようにやってきた内断熱工法の怖さを教えられソーラーサーキットに大変興味が湧きました。
後日そのカネカの営業マンに連絡し現場見学を希望しました。

現場見学はうちの会社だけではなかったのですが、まずソーラーサーキットのパンフレットと契約会社になるための契約明細のようなものを渡されました。
現場の細かい説明などはなく、とりあえず見てといった感じでした。
パンフレットでは解りづらいインナーサーキットことや計画換気のことを質問しても明瞭な答えは返ってこなかったのです。まずは自分でやってみることが大事ですからと言われました。そしてこの談話室を拝見させてもらってSC会員の方々が試行錯誤している状況で、カネカの技術的なサポートに関して疑問を抱きました。断熱建材費は当たり前ですが、年間、経費としてかかってしまう技術使用料ってなに?

指定部材の樹脂サッシも、性能は認めますがあまり・・・

カネカにお金を支払い、契約会社になれば、お客様がソーラーサーキットを希望するならともかく、うちの職人技術を信頼してこられるお客様に対してもおすすめするようになる。いいものはすすめるべきだが、いままでのグラスウールをやめてスタイロなどで外断熱にすれば悪い部分はある程度改善される。そう考えました。

性能表示の問題もありますが、はたして隙間の面積がいくらだのといった数字を追いかけ、神経質になることがお客様の求めてる豊かな生活なのかなあと考える今日この頃です。





ii-会員 2000/06/03(土) 18:47:06
誤解されないために、一言
カネカのSCシステムは他の工法と違ってロイヤリティーを払う仕組みではないので、一所懸命やれば 一件の建築主さんのご負担は
いいゴルフ場のワンラウンド料金以下程度にもできます。


匿名希望 2000/06/04(日) 16:43:47
弊社も松井さんの本を読んで、ソーラーサーキットと取り組もうと
決心したのですが、カネカの対応が極めて高圧的というか、不親切
というか、めんどくさそうというか、おおよそ松井さんが勧められ
ている工法の開発元とは思えませんでしたので、現在のところ入会
を見合わせています。
最近では、警察の対応のほうがよほど思いやりもあり親切です。
官僚主義、権威主義でおおよそ営業的感覚が欠落していると思いま
す。
入会費などは他のフランチャイズに比べたら問題なく安いのですが
社員の横柄さにうんざりしています。
松井さんは、そう思われませんでしょうか?


でじけん 2000/06/05(月) 19:32:34
ソーラーサーキットは高気密高断熱システムとして、バランスのとれた仕組みだとは思います。(なるべく自然の力で快適な空間を創るというところ)まだ勉強不足ですが
しかし、ここのページの本題となる「ローコストでいい家」となるとまだ疑問があります。
おおよそ科学者や研究者たちが扱うような数字や記号がお客様にそれほどの価値があるのでしょうか?
施工する立場の私がこのような意見では、松井さんが言われてる先進の工務店ではないのかもしれませんが、お客様をあおってオーバースペックの家を建ててもいかがなものかとおもいます。

グラスウールだって出始めた当初は、「今まで住んでいた家より暖かくなった」とお客様に喜ばれたものです。そのお客様も子供は大きくなり家族が増え普通に生活しております。

人それぞれ価値観は違いますが、私はいままでの欠点を補う形で性能と価格のバランスを保ちながらいきたいと思います。

取引先の業者が、三菱化学カンパニーのEMOTOで出してる「EVパネル」という商品を紹介しにきました。
これは、外断熱ではありませんが、構造用面材に発砲ポリスチレンと間柱がすでに取り付いており、トステムの「スーパーウォール」のようなものです。パネル自体に通気層があり、最近当たり前になった外気通気層によって二重通気になります。入会システムではなく、あくまでEMOTOは材料売りとのこと。
ちなみにこれは高気密高断熱とはうたっておりません。高気密にするには施工者側で手を加え、そのために必要になる計画換気などは、サポートしてくれるそうです。

私個人としては構造用面材にMDFといったパネルを使っているのと間柱がLVLというベニヤなのが気にいらないです。
それと高気密にするためにはやはりビニールシートで覆わなくてはならないそうです。

しかし高気密でなくとも光熱費の削減や住宅の耐久性には期待出来そうです。

最低限必要な性能と価格のバランス・あとはお客様がセルシオがいいかマークUでも十分なのか・・・

すくなくとも私は、おかずが一品ふえるような生活をお客様にしてもらいたいです。












竹下 E-Mail: nannichi@po.minc.ne.jp
HomePage: http://www.nannichi.com/
2000/06/10(土) 23:22:08
私は、昨年秋より住宅建築に乗り出した新参者です。品質と価格という矛盾するテーマにとりくみ、妥協するべきか、しないか、いつも悩んでいます。ただ、私の地方では、収入が低く、台風に高温多湿といった厳しい自然環境のなか、なるべく多くの人に、平均点以上の家を提供しようと、ローコストの家づくりに取り組んでいます。その為に、大工さん他の、職人さんたちを、交え、目標価格と品質について、常に打ち合わせを行い、一棟ごとに、決算報告をして、目標荒利を、越えたものは、皆で分配するガラス張り決算をしています。ただ、嬉しいことに、職人さんの多くは、一棟づつ、利益をけずっても、品質を上げようという意見が多く、少しづつ、良い家になっているようです。ただし、断熱材に関しては、私も常々疑問を持っており、最近いい家の本に出会い、外断熱の勉強中です。鹿児島では、冬は、それほど寒くないので、壁の断熱材を省き、ペアーガラスにしても、現在の家の熱収支は、変わらないのではないか、と研究中です。大工は、賛成のようですが、営業が、お客の支持が、得られないと反対しています。どこまで、やるのがいいのか、コストと品質の間で、頭を悩ましています。

 

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