スーパーウォールとの違いが知りたいのです。
「いい家」が欲しい。/談話室
ヒロ
E-Mail:
handm@mb.infoweb.ne.jp
2000/02/11(金) 19:38:04
父が,家を新築する事になりました。現在の家は,120年前に建てた家で,65を越えた父と母には,住みにくい家になってしまいました。そこで,私は,SCの家をすすめました。父も松井さんの本を読み,実際にSCの家を見て,このシステムが気に入ったようでしたが,結果的にはつき合いのある地元の工務店さんにお願いすることになってしまいました。そこの工務店ではトステムのスーパーウォールを扱っており,父の家もスーパーウォールの家になります。父は,「SCとそんなに変わりはないだろう。」というのですが,私は今ひとつ釈然としません。確かにパンフレットなどを見ると似ている部分もあるようです。
1 高気密高断熱の家である
2 床下の処理が似ている
3 グラスウールを使用しない
4 集中換気システムである
5 結露しにくい
同じ内断熱の家(断熱材にグラスウールを使った家)と比べるとSCと似ているような気もするんですが,どなたかSCの家とトステムのスーパーウォールの家とを比較した方,アドバイスをお願いします。ちなみに父は暖房には,「薪ストーブ(バーモンドキャスティング社)」を使うつもりのようです。
ぽんぽこ
2000/02/11(金) 19:49:56
実は私も同じようなことで悩んでいました。知り合いがトステムに勤務しており,自宅の新築にはスーパーウォールとのこと。本心を言えばSCで家を建てたかったのですが,これからのつきあいもありトステムで家を建てることにしました。実際,工事を請けおってくれた工務店さんが非常に熱心な方で,今のところは満足しています。しかし,これから年数が経過するに従って,外断熱の家と内断熱の家では違いが出てくるのではないかと不安なのです。スーパーウォールは,グラスウールを使ってはいないので,湿気の問題はないと言われたのですが,ホントにそうなのでしょうか。あわせて質問いたします。
松井
2000/02/15(火) 00:06:44
その違いを簡単に言いますと、スーパーウォールは内断熱工法であり、ソーラーサーキットは外断熱・二重通気工法です。
前者は、壁面における断熱性能が不連続となります。
床下を見てください。
私の基礎は、鉄筋を二重にする耐圧版方式ですが、そちらは単なる防湿コンクリート打ちです。
断熱の方法は、そちらは基礎断熱ではなく、根太の間に断熱材を挟む方法ですから数年もすると隙間があく可能性が大です。床下換気孔から侵入する冷気や湿気、吹き付ける雨などに無防備ですから、その隙間は不快で危険な温度差をいずれもたらすことになる可能性があります。
小屋裏に上がってみてください。
天井断熱の家とソーラーサーキットの家とでは、天と地ほどの快適性に差があることが分かるでしょう。
でも、カタログやその他の営業ツールは実に優れていて、勉強が苦手の工務店には大変喜ばれると思われます。
接着剤の塊のようなОSBの面材に吸水性の高い発泡ポリウレタン断熱材を密着させることの是非については、10年もすると答えがはっきりと出ることになるでしょう。
のぼる
E-Mail:
NOBORUNISHIKAWA@msn.com
2000/02/18(金) 18:39:20
2/11ヒロ様の発言を読みました。私も全く同じ状況に遭遇し悩んでいます。SC工法を知り「是非に」と思いやっとSC工法の工務店を探し相談したところ「いいとこ取り」で屋根はSC、壁はスーパーウォール(SW)でと言われました。発泡ポリウレタンとは何ぞや?一体何を誘発するのですか?「10年もすると答えがでる」とのことですが、10年も待っていられません具体的にずばり教えてください。また、SCとSWとの比較解説をして頂けませんでしょうか。契約目前の悩める男より
松井
2000/02/20(日) 08:43:46
私は体験上、いかに接着剤でかためた合板類が水や湿気に弱くもろいものであるかを知っています。
それは、あちこちの建築現場に捨てられているものを見ると皆様もお分かりになるはずですが、ためしにその端切れをもらってきて庭に放置して観察してみて下さい。
そのようなものの中でも、ОSBは見るからに心配な材料です。
強度試験のデーターなどがいかに優れたものであるとしても、私は使いたくないものです。
SW工法の場合には、断熱材自体も水分を含み易いものでありますし、もし含まないとしても断熱材と合板の間に水蒸気が回りこんで入り込むことは想定されます。となるとそこでは結露が生ずるであろうし、雨漏りが続いて外側からОSBをぬらし続けたとしたらどうなるかを考えてみるべきです。
その点で、きちんと外断熱をして二重の通気層を確保することの方がはるかに安心できる家づくりであるのです。
雨と湿気の多い気候特性と10年間勝負し続けて、耐えきれる材料ではないことだけは確かだと思います。
こ契約寸前であるとのことですから、取り急ぎお答えしました。
鞍馬
2000/02/22(火) 13:07:11
松井さん、
>前者は、壁面における断熱性能が不連続となります。
これはおっしゃるとおりですね。SWパネルの場合は
軸組となる柱の部分に断熱材がありませんので。
>断熱の方法は、そちらは基礎断熱ではなく、根太の間に断熱材を挟む
>方法ですから数年もすると隙間があく可能性が大です。
これはちょっと違うように思うのですが?
SW工法の基本はあくまで基礎断熱であるハズです。
トステムによれば、施主の中には基礎断熱をいやがる人も居るため
通常の床下換気口+床下断熱というやり方も選択肢として用意して
いるだけと理解していますが。>違ったらご指摘下さい。
>小屋裏に上がってみてください。
>天井断熱の家とソーラーサーキットの家とでは、天と地ほどの快適性
>に差があることが分かるでしょう。
これも??です。
SW工法は屋根にもSWパネルを使用しますので、いわゆる
天井断熱ではなく屋根断熱です。ですから小屋裏も断熱エリアに
入りますので、そういう意味ではSC工法と同じと思いますが?
もちろん、インナーサーキットなどの効果によって
SCの方が快適性が上であろうとは思いますが、松井さんの書き方は
一部誤解を与えるような部分があるように思い、書かせていただき
ました。
松井
2000/02/22(火) 22:33:38
2月15日の私の書き込みの内容は、お客様がつい最近お持ち下さったトステムのスーパーウォールのカタログにイラストで分かり易く表示されています。
「誤解を与えるような部分がある」とのご指摘ですが、もしそれではまずいとお考えでしたらそのカタログの表示を変更していただきたいものです。
鞍馬
2000/02/23(水) 18:28:48
松井さん
>お客様がつい最近お持ち下さったトステムのスーパーウォールの
>カタログにイラストで分かり易く表示されています。
なるほど。そういう経緯があったのですね。
>もしそれではまずいとお考えでしたらそのカタログの表示を
>変更していただきたいものです。
これは最もなご意見ですが、松井さんが素人の施主であれば
素直に賛同出来ますが、少なくとも建築の専門家で、なおかつ
その専門家がこれだけ断定的にSW工法を否定されるのであれば、
もう少しSW工法に関して調査されてから発言された方が良い
ように思います。
「その必要は無い」とお考えでしたら、そういって頂ければ
結構ですが・・・・。
*基礎断熱に関してトステムに問い合わせしてみたところ
やはり基礎断熱と床下換気口の2種類存在するようで、
実際の建築数としては基礎断熱の方が多いそうです。
ちなみに天井断熱というやり方は存在しません。
基礎については、施工する工務店の仕様に基づくため、
実際にはベタ基礎となる事が多いとの事。
(必ずしも布基礎が標準仕様ではないという意味)
但し、トステムのホームページに記載されている内容を
見ると、確かに基礎断熱については触れられていないので
カタログを含めて、改善の余地は大いにあると思われます。
石狩
2000/02/23(水) 20:47:27
1999年6月に制作されたSW工法のカタログの15ページのイラストでは、松井さんのご指摘どおりです。
このカタログを見ていて大変気になる点がります。
「仕様によりイラストと異なる構造となる場合があります」という小さくて目立たない断り書きです。その大切な仕様を決めるのは誰なのでしょうか?
予算や工務店の考えでいかようにも決められてしまっても構わないものなのでしょうか?
また、「基礎については公庫などの融資条件や建設地の設置条件を配慮してお選びください」というこれまた小さくて目立たない断り書きも気になります。
基礎という一番肝心な部分ですらお客の選択に任されているとなると、家作りはどうでもよい、スーパーウォールという建材が、サッシや設備類と同様に売れさえすればいいという営業姿勢が見えすぎる感じがするのですが。
家作りというものは、もっとこうあるべきだという信念が欲しいと思います。
西日本
2000/02/24(木) 13:44:06
鞍馬さんへ
SW工法はFP工法の盗作であり、特許をとっているFP工法の
床下断熱工法と抵触する可能性があるため、SWカタログには
小さい文字であいまいな表現にしているようです。
また、それを避ける為、SCのに似た基礎断熱をしているようです。
松建のFP工法は特許を取られていますが、SWはないのでは?
知的所有権のことについて、トステムはどのように
考えているのでしょうか?
また、SW1棟目施工に関しては、かなり安価で、トステムが
加盟工務店にSWパネルを販売しているようで、2棟目以降から
高くなるということを、聞いたことがあります。
(ほんとうのところは素人なのでわかりません)
従いまして、私であればSWとFPどちらに選ぶかと聞かれたら
FP工法にします。と答えます。
また、SCについては、良い家をつくる会の工務店さんのHPを
拝見すると、マツミさんのようなスタイルでないところが多いように
見受けられます。
パナホ−ムもやっていたり、そのたの色々な工法もやり、SCもやり
ということが多いと思います。
施工工務店さんの、ノウハウと技術手法、ポリシは均一
ではないと判断しております。
もし、SCを建てるとしたら、私であれば、
マツミさんに建ててもらいます。
SCはマツミさんが建てたらいい工法手法ですが、
その他の工務店であれば、難しいと思います。
結局のところ、家は大工さんや、職人さんが建てる
手作りであるということを、決して忘れてはいけません。
いろいろなデ−タやノウハウがあっても、施工いただける
人次第で、その方達を取りまとめる棟梁、施工監理者しだい
であるということです。
したがって、職人さんが施工が簡単な手法を選ぶべきだと思います。
いかがなものかなとも考えたりもします。
鞍馬
2000/02/24(木) 18:13:50
西日本さんへ
私は別にトステムを擁護するつもりもありませんし、SW工法が
最も優れているとも思っていません。むしろ、西日本さんを初めと
して、いろいろな方が指摘されているようにトステムには改善して
欲しい点が多々あると思います。
しかし私がもっと強く思うのは、例えば松井さんのような専門家で
なおかつ世間的な影響力もある程度お持ちの方が、パンフレットに
書いてあるからという理由でSW工法を「ダメ」と決めつけるよう
な発言をされたり、また西日本さんご自身も「盗作」と決めつけた
りするのはいかがなものか、という事です。
確かにSWはFPと似てると思いますが、本当に特許侵害なので
あれば、松建さんが訴えれば良い事であって、盗作かどうかは
我々が決められる事ではありません。唯一それを判断できるのは
裁判所だけなのです。ケチを付けるのは誰にでも簡単に出来る
事です。だからこそ、慎重に調査した上で意見を述べて欲しいと
思っただけです。
>結局のところ、家は大工さんや、職人さんが建てる
>手作りであるということを、決して忘れてはいけません。
>いろいろなデ−タやノウハウがあっても、施工いただける
>人次第で、その方達を取りまとめる棟梁、施工監理者しだい
>であるということです。
このご意見には大賛成です。
例えば、前の松井さんの発言で「SWの基礎は単なる防湿コンクリ
ート打ち」とありましたが、これにしても施工する工務店によっては
全然異なります。以前私が検討したところでは、標準でダブル配筋の
ベタ基礎&基礎断熱でした。ベース厚は22cm。基礎や通柱は檜の
4寸。希望すれば構造材も全て無垢材にすることが可能でした。
つまりメーカーが提唱している工法が全てではない、ということ
です。結局私はSWとは縁がありませんでしたが・・・・。
だからSCだから良い、SCだから安心、とは必ずしも言えない
ということも忘れないで欲しいと思います。
Y
2000/03/06(月) 23:37:39
SWもFPもメーカーが断熱パネルを販売して、所定の基準(Q値、C値、K値)をクリアしていれば何でもかまいませんよという工法だと思います。開口部に関してはFPは自由(樹脂or木製)ですし、トステムもサッシメーカーなので断熱アルミ、複合、樹脂となんでもそろえているのでカネカに比べたら魅力を感じる人も多いと思います。さらに、SCは店舗併用住宅や、1階がピロティ―になっているような場合や造り付けのバルコニーがある場合にかなり施工が難しいと思います。そう言った場合にフレキシブルに対応できる内断熱工法も捨てがたいと思います。
松井さんがご懸念をお持ちのOSBは欧米では合板に変わって最近普及してきている建材です。確かに、2×4タイプのSWやFPは耐久性に疑問がありますが、在来工法に用いるのであれば問題ないと思います。合板に使われている接着剤にはいくつか種類があってホルムアルデヒドの蒸散量の少ないもはフェノール樹脂系です。これは優れた耐水性も示すのですが、高価なためあまり一般的ではありません。FPは壁内無結露30年保証も打ち出しています。もうひとつ、松井さんが懸念を抱いている断熱の不連続についてですが、木の柱はグラスウールの半分程度の断熱性があるので通常はGW50ミリ程度はあるでしょう。鉄骨にくらべたらヒートブリッジは気にしなくてもよいレベルなのではないでしょうか?
地元のSC工務店は最近イノスにかぶれてしまい、SCはそっちのけでイノス!イノス!と販売拡大に勢力を上げています。結局は、べた基礎、檜柱、などを採用するのは良心のある工務店だけです。
Q値1,5が自慢のアイフルホームのオールシーズンも気になっています。断熱パネルは無機質素材で、燃えない、腐らない、=有毒ガスの心配が無く、シロアリにも強いなどの長所があると宣伝しています。材質がカタログだけでは不明です。どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらお願い致します。
ろく
2000/03/08(水) 14:05:13
私の妻の実家には少なくとも5年前位からOSB(はっきりと見ていないので違うかもしれませんが木屑寄せ集めパネルです)で作られた物置(無断熱)がありますが、別段腐ったり木屑が剥がれたりした様子はありません。今度行った時にもっと詳しく見聞きして見ます。
さて、Yさんが仰っておられる無機質のパネルですが実際アイフルホームのカタログを見たわけではありませんので推測ですが、土屋ホームで使用されている「ダイライト」と言う物ではないでしょうか。(土屋ホームはシロアリに強く、燃えにくく、腐らず、ちょっと断熱性があると言っていた。)
過去ログによればマツミさんでもアパートなどには使用しているらしので、ダイライトであるならばマツミさんから回答が頂けるかも知れません。過去のとある新聞にダイライトの事が載っていまして、それによれば火山灰とガラス繊維を高温で云々してとありましたのでその二つが主原料でしょう。また、とても硬くて現場での加工性が悪いのとその会社(社名は忘れました)の販売力が弱い為、いまいち普及していないと言う様な事が書かれていたかと思います。ウル覚えばかりで役に立ちそうに無いですね・・・。すみません。
※
このホームページに記載された記事は、いかなるものであっても許可なく転載したり、利用することを堅くお断りします。特に談話室の記事を無許可で営業に利用することを禁じます。
新換気 SA−SHEの家| 外断熱 省エネ住宅|「いい家」をつくる会
COPYRIGHT (C)
「いい家」が欲しい。
ALL RIGHTS RESERVED.