気密劣化について

「いい家」が欲しい。/談話室



自己暗示 2000/01/19(水) 22:39:28
何とか土地を手に入れることができ、念願のいい家を造ろうと情報を集めているものです。松井さんの本をはじめとしていろいろ本を読んでみた結果、外断熱・木造しかないと考えています。第1候補としてはSCを考えており、幸いいい家をつくる会の会員が2つほど近くにあるため、近々相談に行く予定です。第2候補として大宮さんのイザットハウスを考えています。
ところで質問なのですが、イザットハウスはSCより多少安くできそうなところが魅力で、それなりによくできているのではないかと考えているのですが、松井さんやみなさんの評価は如何でしょうか。
もう一つイザットハウスのHPを見ると気密劣化のことが書いてあり、イザットハウスの行っているシート工法が最も劣化が少ないとしてあります。SCは何かでSCテープを使うと見た気がするのですが、この気密劣化についてどうお考えか、教えて下さると幸いです。
(長文失礼致しました)


松井 2000/01/19(水) 23:14:52
私は、テープにしろ、シートにしろいずれは劣化するものであるという前提で家づくりをしています。
したがいまして、テープの劣化を前提にして断熱材を二層に重ね合わせて用いています。
また、テープに頼らざるを得ない部位については、現場発泡の断熱材と組み合わせたりして、テープの使用量を減らす努力をしています。
今のところ、SCからイザットハウスへ行かれる方もいらっしゃるようですし、その反対もまたあります。
お互いによいところがありますから、よく比較してみてください。


これから家を建てます 2000/01/20(木) 18:14:23
外断熱工法を行っているイザットハウスについては、
他の掲示板(住まい造り生の声)で評判を聞き、
いろいろ情報を集めています。
イザットハウスの工法は、
構造躯体の外側に建物全体を覆う気密シート(防湿シート)
を施工しています。
気密を高めるためとはいえ、シートで覆ってしまうのは
内断熱で言われるビニールハウス状態になってしまうのでは?
とイザットハウスに確認したのですが、
明確な回答は得られていません。
ちなみに、イザットハウスは
この気密シートの外側に厚さ50mmの断熱材ポリスチレンボードを、長さ83mmのスクリュー釘で柱のある部分に固定圧着していて、
壁内に通気層はありません。
#ということは、気密性を高めるといいつつ、
#シートには、釘の穴があいているはず

この防湿シートのせいで、部屋からの湿気がここでバリヤーに
なり、結露が起こるような気がするのですが、
このシートの使用目的は何なんでしょうか?


まどか 2000/01/27(木) 16:57:27
シートに釘を打つことについて、イザットに質問しました。
以下が答えです。

当社工法の場合、構造躯体の外側、建物全体を覆う気密シートと呼ばれるシートは、高気密高断熱住宅に重要な、気密を保つために施されシートとなっております。この気密シートの外側に厚さ50mmの断熱材ポリスチレンボードを、長さ83mmのスクリュー釘で柱のある部分にしっかり1uあたり2kgの圧力で固定圧着しております。ですから同じ外張り工法でも木製のたて胴縁を釘で押さえただけのものとは圧着力が異なり、気密性能が格段に向上しています。住宅の気密性を高めることにより、外部へ熱を逃がさず、換気システムが作り出す空気の流れによって冷暖房が効率よくいきわたります。

また、湿気を通さない断熱材ポリスチレンボード、気密シートにより、外部からの湿気を壁体内に侵入させず、室内の湿気も24時間換気システムできちんと排出されておりますので、壁内結露の心配も起こりません。高気密高断熱住宅は、気密性・断熱性だけ高めればよい訳ではなく、高断熱化、高気密化、計画換気、全室空調と全てがバランスよく設計、施工されることにより、健康で快適で、耐久性のある住宅を実現しております。また、外断熱では、湿気を通さない断熱材で外部をおおうため、機能的には通気層を設ける理由はありません。
一般に、外断熱の場合は、外部に断熱材を施すため、その上に直接、外壁材を施工することができず、縦胴縁(たてどうぶち)という材木を打ち、それに外壁材を固定するために、結果としてできた空間を通気層といっています。施工上やむをえず出来てしまった空間に通気層と名前をつけていると思って頂いて良いと思います。
下部は水切りによって封鎖され、上部は窓台になっていたり、コーキング等でシールしてあるような、自称通気層もあるほですから、下から上へ空気が通り抜けてきちんと通気している現場はまれにあったりします。イザットハウスのランシングでは、特許(出願中)のIBS工法により、断熱材の外部に直接レンガを貼る工法ですから、縦胴縁や通気層は必要ありません。また、一般に縦胴縁を介して断熱材を躯体に固定すると、1uあたり20〜30kgも重量のある外壁材が躯体から70mm〜80mmもせり出した釘の頭部にその重量が集中する構造となり、地震などでの外壁落下が懸念されます。イザットハウスの場合、この縦胴縁の空間なしに直接躯体に施工できるため外壁を躯体と一体のダイヤフラムとして構成することができ、関東大震災の2倍の重力加速度に耐えられることがわかっています。


伊東 2000/01/27(木) 23:02:28
まどかさん、よく調べてくださいました。
しかし、ソーラーサーキットの家づくりに携わっている大工としては腑に落ちないところがいくつかあります。
まず一つは、ポリスチレン断熱材は面加重に対しては相当の耐圧力がありますが、釘だけでは加重に耐えることはほとんど不可能です。
当然釘の頭部分に何かをつけて、竪胴縁と同じ役目を与えているはずだと思います。
外断熱の場合、一般的には竪胴縁を用いてそこに釘打ちして柱と間柱に固定していますが、竪胴縁を無くしてしまえばその分はコストダウンができます。
特許出願中という断熱材の外側に直に外装材を貼ってしまうというやり方に固執するあまりに、無理矢理に竪胴縁を捨ててしまった感じがしますがいかがでしょうか?
そしてシートに頼って気密性を確保しようということは、内断熱工法の延長であり、大工にとってはシート張りというような仕事は気が進まないものです。
知人で、ツーバイフォーを作っているのがいますが、防湿・気密シート張りをしていると馬鹿らしくなるとよくこぼしています。
また通気層は、夏場に遮熱のために大変役立つものであるにも拘わらず、それを否定してしまうということはどうもその特許申請中の工法にこだわりすぎていませんかね。
まどかさんの説明を読んでいますと、イザットハウスというのは内断熱を単純に外断熱に変えただけという気がします。ソーラーサーキットを手がけている大工さんがイザットハウスを作ることになったとすると、「エッ、本当にこんなに簡単に作ってしまっていいの?」ときっと言うと思います。
二重の通気層を作ったりするとコストが上がるから止めておこうという考え方が、本当に建物と住む人にとって良いことなのかは現場を比較されると簡単に理解できると思います。
7年ぐらい前に松井社長の提案で、夏の暑い盛りに屋根の棟換気を塞いで外側通気層を止めてしまった場合の断熱効果について実験をしたことがありますが、体感上でもはっきりと暑さが増すことがわかっています。
小屋裏の温度は確か3〜5度上昇してしまいました。
ところで、「換気システムが作り出す空気の流れによって冷暖房が効率よくいきわたります」という説明は、空気暖房の世界でのものであり、ソーラーサーキットの輻射熱暖房とでは快適さがかなり違ったものになるでしょう。
そのことは完成した家にお邪魔した時にいつも実感していることです。


PPP 2000/01/28(金) 13:03:40
私は現在SC工法とイザットハウスについて比較検討しているものです.
表題の気密劣化についてですが、理論的にどうかは素人では分かりません。また実際に施工すると理論通りにはいかないと思います.
イザットハウス殿のHPには気密劣化の計測データがあり、これが本当なら劣化しにくいというのは言えると思います.(もっと長期間経たデータも欲しいとこですが)
マツミハウジング殿の施工と比較するために、もし長期間に渡った気密の計測データがあれば開示して頂けませんか?(もしどこかにありましたら教えてください)

また、上記の通気層に関しまして、私も同文章をイザットハウス殿から頂きました.「夏場に遮熱のために大変役立つ」というのは素人目にもそう映りますし、イザットハウス殿のHPにも屋根の下に通気層が載っている説明図があります。
別項目を作ったほうがいいのかもしれませんが、松井さんは「お互いによいところがありますから」と検討されていらっしゃるようですので、お互いの良い点(できれば悪い点)をお教え願えませんか?

関係無い話ですが、私の通勤路にマツミハウジング殿の施工される家が建ち始めました.どのような家が建つのか毎日楽しみにしています.


ただいま勉強中 2000/01/28(金) 17:53:05
通気層に関するイザットハウスの見解について、まどかさんの意見を補足する形で
以前イザットハウスからご回答いただいた内容を示します。

> ポリスチレン断熱材は面加重に対しては相当の耐圧力がありますが、
> 釘だけでは加重に耐えることはほとんど不可能です。
> 当然釘の頭部分に何かをつけて、竪胴縁と同じ役目を与えているはずだと思います。

ポリスチレン断熱材はネジで止めで、ネジは樹脂製のワッシャのような鞘に入れて
取り付け、ネジ頭を保護するために丸い樹脂製のキャップを取り付けるそうです。

> 夏の暑い盛りに屋根の棟換気を塞いで外側通気層を止めてしまった場合の断熱効果
> について実験をしたことがありますが、体感上でもはっきりと暑さが増すことが
> わかっています。小屋裏の温度は確か3〜5度上昇してしまいました。

イザットハウスでは屋根裏通気層は採用しているみたいです。
その理由として、
「壁と異なり、窓や軒裏と言った排気の阻害条件がないので、通気層が100%機能
 できる。また、外壁と比べて太陽の受熱量が非常に大きいため、外壁よりも空気の
 対流効果が期待できる。現実に有効な通気量が確保できていることを確認済。
(物件、環境条件により異なるため数値表現はできないが・・・)。」
ということで、屋根裏の場合は、外壁の場合と違って通気層を設けることによる欠点は
存在しないという見解です。

外壁の通気層については、実験の結果、
「通気層と呼びながら内部空気はほとんど上昇気流を伴わず、空気の比熱が小さい
 ことと相まって、通気層による外壁の裏面温度の引き下げ効果はない。
 (空気は非熱が0.3kcal/m3と小さく元々熱を奪うことが少ない為と、太陽日射など
 で熱せられた外壁の裏面に通気層があっても熱の大半は外壁材裏面からの放射現象
 により断熱材に伝わるわけで、断熱効果としては直接断熱材に接して施工した場合
 との差はない)。」
とのことです。


大宮 E-Mail: izzat@izzat.co.jp
HomePage: http//www.izzat.co.jp
2000/01/28(金) 20:02:40
ただいま勉強中さま
当社のセミナー内容だと思いますが、通気層について正確にお伝えいただいてありがとうございます。
少し、補足させていただきますと一般的な外断熱工法で設けられている通気層は目的や機能が不明確で、スチレン等の断熱材を木製の縦同縁で押さえて固定する必要から「できてしまった空間」を通気層と呼んでいるものである理解しています。つまりこれに代わる工法があればむしろ空間を設けることの欠点の方が多いのです。既に述べられていますが、私どもでは過去、通気層内に熱伝対をたらすことでの温度変化測定、通気層の空気流量からの冷却熱量等の実験を行いましたが、現在の通気層に論理的妥当性は無いと思っています。(1)ボード系の断熱材における通気層にはグラスウールの様に透湿性があるわけではないから室内側からの水蒸気の放出といった目的はない、(2)外壁の外部張りだし寸法が大きくなりこれを釘の様な引き抜き力の弱いもので固着することは地震時等の危険が大きい、(3)日光の直射が遮られたあとの外壁面は逆に放射冷却によって熱を放散冷却する必要がありますが、通気層(と呼ばれる)空間は断熱層として機能し断熱材表面からの放射冷却の妨げになる。
以上の点から熱的なメリットが無く、デメリットだけが残るのであれば無い方がむしろ自然であると考えます。通気層をなくそうと努力したのはコストのためではありません。住宅の長期にわたる性能保持と外壁落下への安全性を考慮したものです。
当社が気密シートを採用しているのは、気密の経年劣化を極力起こさないためであり、外壁ボードをテーピングするだけでも初期の気密性能は十分に出るものです、しかし、シートの劣化は紫外線の直射を受けない限りにおいて、促進試験でも約100年の耐久性があるのに較べて、テープの粘着性は10年程度で劣化すると考えられていますから劣化のスピードに違いがあるのです。
当社の工法はこのシートをスチレンの面圧強度2kg/cm2いっぱいまでビスで圧着固定することでシートの重なり部をピッタリとシールする効果を得るのです。この力は柱1本の接触面積だけで6トン以上の力に相当するわけですから、シートが材木表面の不陸等を吸収していかに圧着状態になるかご想像頂けると思います。
※気密劣化の当社計測データは本当です。他のメーカーさんも自信があれば公表されれば良いと思います。私は、高気密・高断熱住宅と言いながら気密や断熱が経年劣化するのは詐欺行為だと思います。


伊東 2000/01/28(金) 22:56:00
大宮様
私はソーラーサーキットの大工をしていますが、松井社長という人は何でも実際に試して納得しようとする人です。
外側通気層については、以前3回ほど基礎の建ち上がり部分のところでバルサンを焚いて、我々が社長と一緒に屋根に上がり、棟換気からどれくらい出てくるものか実験しましたが煙が見事に吹き出てきました。
いろいろと難しい理論がおありのようですが、我々実際に家を作る大工にとっては松井社長のやり方は理屈抜きに納得できます。
その時、同じことを床下ダンパーを開けてやってみました。トップダンパーを閉めたままでは吸いこみませんが開けてやるとこれまたヘエ!と驚くように煙が吸い込まれてゆき小屋裏に上がってきます。
「日光の直射が遮られたあとの外壁面は逆に放射冷却によって熱を放散冷却する必要がありますが、通気層(と呼ばれる)空間は断熱層として機能し断熱材表面からの放射冷却の妨げとなる」というご意見ですが、気密性の無い空間が断熱層として機能するという説明はおかしくありませんか?
先輩の大工さんや現場監督さんの意見も聞いてみたのですが、みんな大宮さんの意見に対して疑問を持っています。
季節の状況によっては、保温層になる場合はあるとある監督は言っています。
松井社長に電話しましたところ、間違ってもよいから自分の経験で答えてごらんと言われましたので書き込んでいるのですが、もう一点「ポリスチレン断熱材はネジで止めて、ネジは樹脂製のワッシャのような鞘に入れて取り付け、ネジ頭を保護するために丸い樹脂製のキャップを取り付けるそうです」が、その状態で断熱材に力を加えたら必ずネジの周辺がグサグサになってしまうはずだと思うのですが。
松井社長の話しでは、現在使える板状断熱材で釘やネジだけで壁面に圧着固定することができるものは無いとのことです。それは私も板状断熱材を扱っていますからよくわかることです。
壁の通気層について、「窓や軒裏と言った排気の阻害条件」があるから設けないとしたら、それもおかしすぎる事だと思います。
なぜなら、普通の腕を持った大工ならそのようなところの通気層を確保する事は何も難しいことではないからです。
どうも安い家を作ろうとするために、大工の腕を多少でも必要とするところは、理屈をつけて省いてしまおうと考えられているように思えてならないのですが。
「通気性を疎かにする家づくりに真実は無い」と、松井社長は我々に教えてくれていて、毎日外断熱・二重通気層の家づくりをしている私はまったくその通りだと実感しています。


よくわからない 2000/01/28(金) 23:48:33
 たまに見ています。イザットホームの事は知りませんでした。
ホームページも見ましたけれど,細かい事までは良く分かりません
でした。通気層がいるとか、いらないとか科学的な事はよくわかりませんが個人的にたぶんあった方がいいかなと思います。(いままでの
内容とか、ほかの展示場とか見ての自分なりの思い込み)
 通気層の件ですが、疑問に思う事ですがSCさんは壁・屋根に設けて
イザットさん壁になく、必要ではない(デメリットが多い)っていってますが、どうして屋根には必要で通気層があるのか良くわかりません。ただいま勉強中さんが、壁とは異なり・・・100%機能できるから
と書いてありましたが、100機能でき効果があるなら壁も100機能
出来るようにしたら良いと素人ながら思います。 また排気の阻害条件
がないっていうのも、以前SCさんの家(ショールーム?)が近所で
建てていたので現場見学会で見たけど壁もそんなに阻害物があるとは
思えなかった。屋根の受熱量が非常に大きいってあったけれど
そうかな? 僕の部屋にある本(ハウスメーカーのパンフレットのようなもの)に壁の受ける終日日射量っていう表があって、夏至の水平面で
800w/m2・東面・西面は600w/m2 ちなみに冬至の南面は750w/m2・・・東京p=0.6って書いてあるけれど、そんなに変わらないジャンって事は、屋根だから勢いよく流れのは少し違うような気がします。
(専門家ではないから僕がそう思っただけ)
 それともう一つ。勉強中さんが通気層は断熱材としては、意味が無いもしくは、期待出来ないってあったけど、大宮さんの発言で、<日光の直射が妨げられた後の外壁面は・・・通気層は断熱層として機能し>
ってなっているから一応は断熱材としては期待できるような気がします。どっちかな?
 それともう一つ隣家の火事のときはどうなるのだろう?
通気層があった方が、隣の家の熱い火の熱が直接来なくていいような
気がするけれど、イッザットさんの外壁タイルボード(インテリジェンスボード?)も耐火性があるってホームページに出ていたけれど
そんなにあるものなのかな-?数100度の熱を完全にシャットアウト
できるのかな?以前父の家をリフォームしたときに、大工さんが
<屋根の上に断熱材(板状のもの、だぶんスタオリフォーム)をひいて
コンパネを打ってトタンをひいたら、熱で溶けちゃった>って言っていた。<だらら一本、木を打って空気を通すんだ>って言っていた。イザットさんの屋根もステンレスで断熱性能が無く熱いから通気層があるの?
あの手の断熱材って80〜90度で溶けちゃうそうで、なん百度の
火事の熱をそんなに急に落とせるのかな-?タイルのボードの
すぐ後ろにあるクギ(ビス)の熱橋はどうだろう?もしも熱をそんなに
落とせるのだったら、断熱材を貼らずにタイルボードだけ貼ったら
どうだろう?
 最後に一つ、内部の水蒸気を通気層で放出するとかあったけれど
SCさんもイザットさんも断熱材からは放出できないですよね(気密とかの問題で)。室内の水蒸気とかは、気密住宅は換気システムで取って
いるそうですが、家中の空気が効率よく換気されているのかな-?
 第三種換気(違っていたらスイマセン)の場合、空気を機械で捨てて
自然に空気を壁の換気口から入れているとの理屈だけれど、家の中に
水蒸気がある事が前提だったら、床下に換気口がないイザットさんは
床下環境はどうなんだろう?以前父の家のリフォームの時に床下の
材木が腐っていた。(LDKの床がたわんでいた)大工さんは<湿気のせいだな>って言っていた。夏は高温多湿だから湿気には注意が必要だと思います。(冬の結露も)床下換気口を設けないから床下に湿気を入れないことになるって思ったんだけれど、第三種換気の吸入口で中には入るし、玄関ドアを開けても、窓を開けても入るし換気システムがあっても、入口があるから出口から出るのだろうし、入口が無い床下は
換気の空気の経路が悪いかなって思います。 コンクリートもすぐに
乾かないだろうし。 以前誰かが(松井社長だと思う?)SCさんの家は、冬は換気口を閉じて気密住宅になって、夏は換気口をあけて湿気の排出をして、つまり季節によって衣変えが出来る家だとあったような
気がします。(私の記憶です。) たまに(夏休みとか)地方の温泉に行って、観光名所とかで昔の古い家に入った時に、外は暑くて気持ち悪いのに、古い民家の家の中は涼しくて気持ちが良いって結構あるけれど
SCさんの家はそんな感じって思ってていいのかな?僕はそう思って
います。古い民家だから同然、玄関とかサッシとかは開いていても
(気密じゃなくても)土壁とかわらぶき屋根の断熱材と、昔の家の知恵の通気が良いって言う事で、涼しいのだと思う。そういう家は
冬は凄く寒いそうですが(長野の母の実家)SCさんは冬に衣変えして
気密住宅になって暖かいそうですね。衣変えで出来るのが結構よかったりして。 
 ま-自分は当分家を買えないから今は勉強しています。
長々とすいませんでした。



ただいま勉強中 2000/01/29(土) 18:11:08
よく分からない様へ

大宮様の発言で、

>> 通気層の空気流量からの冷却熱量等の実験を行いましたが、現在の通気層に論理的
>> 妥当性は無いと思っています。

つまり、日照時は断熱効果(冷却効果)は無いと言っている一方で、

>> 通気層(と呼ばれる)空間は断熱層として機能し断熱材表面からの放射冷却の妨げになる。

と言っている、つまり、夜間時は断熱効果(冷却効果)があると言っています。

私もこの点が解せなかったので、大宮様へ過去に確認したことがございます。
そして、次のような理解で正しいとのご回答を大宮様からいただきましたので、
前の意見に補足させていただきます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
通気層間の輻射+伝熱効果が太陽日射時と放射冷却時で異なる
(大宮様のご説明により対流効果はいずれもないため同じ)
という理由は、
断熱材と外壁の温度差が違うため、すなわち、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
太陽日射時:外壁の温度は周囲気温に比べて遙かに高い(60℃)
      → 断熱材と外壁の温度差が大きい
      → 通気層の輻射+伝熱効果が大きい
      → 通気層の断熱効果が少ない

放射冷却時:外壁の温度は周囲気温とあまりかわらない(?℃)
      → 断熱材と外壁の温度差が小さい
      → 通気層の輻射+伝熱効果が小さい
      → 通気層の断熱効果が大きい

であるという理解でよいとのこと。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
イザットハウスで屋根裏通気層を採用しているのは、
外壁と比べて屋根裏はさらに温度差があるので、屋根裏の通気層では
外壁と違って対流効果による断熱効果が期待できるからとのこと。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


大宮 2000/01/29(土) 21:44:18
伊東様
ある方面でのパイオニアが実験的であるのは当然のことで、同時に科学的である必要があるでしょう。太陽からの日射はご存知の様に放射現象によって地球に到達しています。熱の伝わりは(1)伝導、(2)放射、(3)対流によって行われるわけですが、日常生活には余り放射現象が顕著ではありませんから、間に通気層という空間があれば直接接しているほどには熱が伝わりにくいのではないかと常識的に判断されることもあるのではないかと思います。
驚くほど煙が上がっていくというのは主観的な表現ですから、効果を数値に置き換えて見ましょう。
縦胴縁の部分を考慮に入れずに全壁面が平均的に全て通気できたと仮定して、上昇気流のスピードは10cm/sを越えないとします。通気層の厚みを2cm、空気の比熱を0.3kcal/m3とすれば通気層内の空気が2階建ての高さ6mの壁の中を1mにつき1℃ずつ計6℃の温度を低下させる効果があったとして1時間当たり壁面積1m2の通気による熱吸収量は空気流量7.2m3×0.3kcalですから約20kcalに過ぎません、夏の南西、南東壁面の1m2、1時間当たりの受熱量は約500kcalですから最も理想的と考えられる環境下の通気層でも受熱の4%の引き下げ効果しか得られないのではないでしょうか。実際の通気層は水切部から小屋裏まで1、2階を通じて通気できる壁量は全体の25%前後であり窓下部などで曲折して上昇せざるを得ませんからこれら抵抗値を考慮すると通気量は更に少ないのが現状です。
私たちの生活体験からの思い込みと科学には隔たりがあると思います。
(1) グラスウールの壁内結露も直感的には断熱材を厚く入れて結露するのは何故かと疑問に思いますし、(2)窓開け換気は実際には効率の悪い換気方式ですが窓を開けていると換気しているようで安心できます。(3)ペアガラスを入れると窓からは結露がなくなるのであたかも家が結露しなくなったようで安心できます。
通気層も「常識的には効果がありそうだ」という思いが無批判にその存在を肯定しているのだと思うのですが。
イザットハウスの工法はスチレンを座金の様なもので直接押さえる様な工法ではありません。(念の為)
気密劣化の話が少しそれてしまいましたが通気層について補足してみました。


伊東 2000/01/30(日) 07:41:31
大宮様
たびたび逆らっているようで申し訳ございません。
「実際の通気層は水切部から小屋裏まで1、2階を通じて通気できる壁量は全体の25%前後であり窓下部などで曲折して上昇せざるを得ませんからこれら抵抗値を考慮すると通気量はさらに少ないのが現状です」と断定されていますが、毎日その通気層のある家を作っている大工として、計算はしていませんが普通の腕と理解力を持った大工であれば、悪くてもその逆で通気が上手く取れていない部分が全体の25%以下であると思います。
松井社長の意見を聞きたかったのですが、昨夜はお客様との打合せで連絡が取れたのが夜の11時近かったのですが、EさんとNさんの意見を聞いてから思った事を率直に書き込んでごらんと言われました。
それはEさんは50代半ば、Nさんは40代前半のベテランの大工さんです。
私が大宮様の意見を電話で読んだのですが、Eさんは真っ先に「その人は一体何者なの?学者さんかい?工務店のおやじだったらもうちょつと違う言い方をすると思うよ」と前置きして、通気層は「間違いなく無いよりはあった方がいいに決まっている」と断言しました。
一方Nさんは、インターネットをやっていますからすでに大宮様の意見は知っていて、まず最初に「オマエもたいしたものだ。どうもその大宮という人はイザットハウスの社長だと思うよ。そんな人を相手に一番の若手大工が渡り合おうというのだから恐いもの知らずでいいね」と冷やかされました。
そして質問をしてくれるよう頼まれました。
「もし、通気層が実際に通気しているとしたら大宮さんはどう考えるのか?」それと大宮さんは「イザットハウスの工法はスチレン座金のようなもので直接おさえるようなな工法ではありません」とのことですか、28日の勉強中さんの書き込みはイザットハウスの見解となっていますが、説明が違っているようなのですがそこのところを大工にわかるように説明してくれませんかということです。
もう一つ、イザットハウスというのは、外壁材の選択は自由に出来るのでしょうか?

最後に私の感想ですが、通気層を「輻射+伝熱効果」「熱吸収量、空気流量」というような学術的なとらえ方をしてその価値を論じ合うよりも、もっと素朴に単純に考えるべきものであって、湿気と雨の多いところでは設けておいたほうがいいと思います。
学術的な価値と、実際に役立つものかどうかは違うような気がします。
おっしゃられるように、窓開け換気は学術的、科学的には効果が無いものであるとしても、人間が住んでいるのですから窓は開けたいし、開けたら気持がよいとも感じるでしょう。
E大工さんが「おまえナー、家をつくるということは理屈よりも経験とカンが大事だよ。インターネットなんかやっているから、くだらない意見に振り回されちまうんだ!」と叱られました。
やたら「通気層は要らないものだ」などと言われるとそれを信じた家作りでいずれ厄介な問題が多発しそうな気がするのですが。
お客様に「万一屋根や外壁から雨水が浸入した場合でもこの通気層があるおかげで外に排出され、すぐに乾燥してしまいますから安心ですよ」とお話しするとどなたも納得して下さいます。
自分も実際に通気層を設ける仕事をしている時は、いつもここはそのように役立つところだから、確実に通気層が棟換気口へ続くように注意して作っています。
今日は、これから仕事ですから出かけます。現場までは車で15分ですから助かります。


PPP 2000/01/31(月) 10:43:55
バルサンを使った実験について教えてください.
バルサンの成分は空気より軽いのでしょうか?
重いのなら確かに上昇気流が存在するということなんでしょうけど.
また、水蒸気といのは温度が高い方から低いほうへ移動すると説明されていらっしゃる方がいます.この性質に逆らう上昇気流が発生しているのでしょうか?バルサンではなく、水蒸気が本当に棟換気口から排出されているのか気になります.
また、通気層は他の項目にもありますように、防火や遮音など気になる点があります。通気層が無いとまずいと説明できる方はいらっしゃいますか?

気密劣化と関係無い話で申し訳ありません.通勤路のSCの家は基礎ができていました。鉄棒が碁盤の目のようにはられていてとても丈夫そうです.ポストのあったパンフレット頂きました。ありがとうございます。


伊東 2000/01/31(月) 22:53:26
バルサンの成分が空気より軽いのかどうか知りません。しかし、煙が昇ってくるということは、水素ガスを入れた風船のようなものだから上ってくるのではなく、上昇気流が生じているからだと思うのですが、間違っていますでしょうか?

防火については、ソーラーサーキットの家の隣家が全焼した時に、通気層が温度の上昇をおさえるという事実を知りました。
毎日、通勤で現場の前を通っていらっしゃるのでしたら、断熱材が貼られて竪胴縁が打たれた段階をよく観察してみてください。
通気層の役割が、仮に大宮さんが言われるように何も無いとしても、雨水が浸入した場合に、もし通気層が無いとしたらどうなってしまうだろうかをじっくりと想像して下さい。
ところで、マツミのどこの現場をご覧になられているのでしょうか?
大工さんは、みんな親切ですからお声をかけてみてください。
松井社長は、1週に一度は必ず現場に来ますからその時にお会いできて直接説明してもらえるといいですね。


松井 2000/02/01(火) 00:55:02
大宮さんへ
この談話室を開いている最大の目的と意義についてよくお考え下さい。
これまで、家づくりにおいて一番重要視しなければならない「断熱の方法」はどのように扱われてきたでしょうか?
無知、無関心、無頓着な造り手と、マスコミ、雑誌などによってガラス繊維協会が広告で語っているように、少な目にみても10人に9人はその選択を誤らされているのです。
みなさんもよく理解して下さい。ここが理解できない間は、家を建てることを延期されることです。
いいですか!
津軽海峡以西における「断熱の方法」は、外断熱が常識であり、標準であるべきなのです。
そのことは、家づくりを少し勉強してみさえすればだれもが納得することですし、大宮さんも異論の無いところでしょう。
もし「合理性」ということの大切さを知る人であるならば、内断熱(たとえ高性能であると称するウレタンパネルを使おうとも)を選択することはありえないことです。
21世紀を目前にしなければ、その合理性に気づくことも出来なかったわが国の住む人の幸せを無視した家づくりに、鉄槌を加え、真実を知らしめるべく私はこの談話室を開いているのです。
通気層の必要性を論じ合って、外断熱の意義をあいまいにしてしまうようなことはまだまだ不要なのです。
せめて、家を造ろうとする人の30%ぐらいが「断熱の方法」の重要さを知ってからでも遅くはないのです。
住宅雑誌を開いてみてください。公開されている見積り項目の中に「断熱.気密工事」という欄があるでしょうか?
そして、窓は「金属建具工事」つまりアルミサッシです。
そして、その家の設計士は10%もの設計料をせしめているのです。
著名な住宅専門紙の中にも、内断熱派と裏でしっかりと手を組み合っているものもあります。大学の高名な教授にも、内断熱を推奨している人達がいます。
私が主張するように、外断熱が常識であり、標準であると了解するならば、かれらは非常識、異常であることになります。
この談話室では、外断熱の合理性について意見交換をし、これから家を建てようとされる方々に大いに学んで欲しいのです。貴殿が推奨されているような通気層を不要とする外断熱工法があってもいいのです。
しかし、要るか、要らないかに関する学術的な討論は学者と心置きなく別のところで十分時間をかけておやり下さい。
私のところの大工さんとそのようなことを論じ合っているよりも、外断熱にすることの意義について一人でも多くの方に分からせるためのさらなる努力をお願いします。
この度、朝日新聞の論説委員の方から取材を受けた折に、「外断熱に関する本で松井さんがお勧めのものがありますか?」と質問されました。
私は、迷わず貴殿の本を挙げて手元の一冊をお貸ししました。
大宮さん、断熱に関する真実を「知らない、知らされない」がために、どれほど多くの人達が不幸な選択をしてしまっているか、私は今回【「いい家」が欲しい】を世に問うてみて日々痛感させられているのです。
おそらく、それは貴殿も同じではないでしょうか?
私は、訪ねてこられるお客様から「ためになる本を教えてください」と言われた場合には、貴殿のご本を推薦しています。
私の事務所の接客テーブルの目前に、いつも貴殿のご本は目立つように置かれています。


PPP 2000/02/01(火) 13:26:15
表題の気密劣化やSC工法の最大の特徴である通気層(外断熱は常識ですから)に対して、明確な回答がないのが残念です。
 上記の文章を読みますと、私はひねくれ者ですから「お互い外断熱業者同士、重箱の隅をつつくようなことはせず、仲良くやりましょう」と聞こえてしまいます.外断熱ならどこのメーカやその他の構造でもいいわけではないですね?SC工法の疑問点や他の工法と比較することをこの談話室ではやらないのなら明記していてください.「この談話室は外断熱の賞賛、内断熱の非難以外の書き込みは禁止します」と。

 好き勝手書きまして申し訳ありません.非常にこの談話室は有意義なとこだと思っていましたので本当に残念です。

伊藤様:バルサンというのがあの勢いよく煙がでるのもでしたらやはり疑問です.たとえば、パイプを立てかけておいて、下からバルサンを入れると上から勢い良くでるでしょう。上を塞ぐと中に空気があるので入らないでしょう。結局、上と下が繋がっていること以外は言えないんじゃないでしょうか?

一度だけ隣家が火事になったけど大丈夫だったと言われても安心できません.内部からの火事に対しては、アパート建築は不可になるくらいの性能ではないのですか?

雨水が外壁から入って何か不都合はありますか?>大宮様
断熱材に外壁材が固定されているので腐るものも無いし、そもそも雨水が入るのか?これはイザットハウス殿の方に聞きます.
他に通気層が無いとまずいことは無いんですか?

私は貧乏ですので坪単価が70万と50万円では違いすぎます.(イザットハウス殿はまだ安いと言うかも知れませんが.)30坪は建てたいと思っていますので、600万円違います.外断熱だからどちらでも言い話ではありません.通気層にこの金額の価値があると断言できますか?(他の構造や材料はもちろん異なるでしょうが)
雨水対策をきちんとやった方がよくないですか?
現場は、施工数は少ないということですので、基礎ができた段階というだけで特定できると思っていました.残念ながら毎日通っていますが、作業者に会ったことはありません。

暴言失礼いたしました.これからはROMさせていただきます.




あ 2000/02/01(火) 13:45:21
大宮さま>
外側の通気層についてそのように考えていらっしゃる方がいらっしゃる
とても不思議なことだと感じました。

私は理系の人間ですが、家に関しては素人ですから具体的な数字はよく
わかりません。しかし、実生活の体験の中で2重通気工法のメリットは
十分経験出来ると思っています。

例えば冬の風の強い日でも風が当たらないような場所に行くだけでずい
ぶん暖かく感じる物です。断熱材は熱を一切伝えないというわけではな
く熱を伝えにくい物です。冬に内側からの熱が少しずつであるけれども
外に伝わってきます。通気層が無ければこの熱は断熱材に接触している
外壁材に伝わり、風で外気温まで一気に冷やされます。
ここで外壁と断熱材の間に通気層があると、外壁が断熱材に当たる風の
量を少なくしてくれるので、断熱材から奪われる熱の量は減るはずです
つまり通気層は断熱効果があるのです。
これは夏場もメリットがあります。直射日光の当たった外壁や屋根はと
とても熱いはず。その熱い物に直接断熱材が接している場合、断熱材は
その熱が直接伝わります。しかし、通気層があれば外壁の熱は直接伝わ
ることはありません。これは夏に麦わら帽子をかぶっているような状態
ではないでしょうか?もちろん最初から日陰にいるのであれば帽子なん
かかぶらない方が涼しいです。でも、一般的に家は直射日光があたると
ころに建ってますよね。

具体的な数字を出すと、とてももっともらしい説明ができますよね。私
のようによくわからない人間には、一見説得力があります。でも、都合
の良い情報のみで説明された理論ほど危険な物はありませんね。


A.A 2000/02/01(火) 23:04:34
「津軽海峡以西では、外断熱が常識であり、標準である」とのご見解には正に目からウロコです。大ショックを受けました。
設計士として20数年、設計させていただいた家の数83軒。
もう穴があったらもぐりこみたいような心境になっています。
一度、お邪魔しますからお話を直接お聞かせ下さいませ。

 

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